iMac Retina 5Kは外部モニタとしての「ターゲット・ディスプレイモード」に対応せず!

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iMac Retina with 5Kはターゲット・ディスプレイモードに対応せず

Appleが発売を開始した「iMac Retina 5Kディスプレイモデル」は外部5Kディスプレイとして利用することが出来ない仕様になっているようです。

iMac Retina 5Kディスプレイモデル

通常のiMacシリーズは「ターゲット・ディスプレイモード」と呼ばれる外部ディスプレイとして利用できる機能が搭載されており、例えばMacBook Airなどをメイン機としてThunderboltで接続してMacBook Airの画面をiMacに表示させることも可能です。

しかし、iMac Retina 5Kディスプレイモデルにはターゲット・ディスプレイモードは搭載されていないとのこと。

Thunderbolt 2が5Kに対応していない

搭載されていない理由としては、Thunderbolt 2の仕様に問題があるようでDisplayPort 1.2の帯域では4K解像度の60ftpの入出力は可能ですが5Kディスプレイで60fpsの入出力が出来ないことが要因となっています。

5Kディスプレイで60fpsの入出力を可能にするのはDisplayPort 1.3に対応したThunderbolt 3がiMac側に搭載されている必要があります。

先日、VESAが32.4Gbpsの伝送速度を誇るDisplayPort 1.3の規格を正式発表していますので、今後のマイナーアップデートでDisplayPort 1.3に対応したThunderbolt 3が搭載される可能性は大きそうです。

関連 VESAが5K対応「DisplayPort 1.3」発表!次期Mac ProはThunderbolt 3で対応か?

ターゲット・ディスプレイモードを利用するシーンとは

ターゲット・ディスプレイモードを使ってiMacを運用する利用シーンとしては、外でMacBook Airなどのモバイル機で利用することが多い方が自宅のiMacでデータの移行をしなくてもそのまま利用できるというメリットがあるでしょうか。

クラウドストレージサービスのiCloud Driveの運用も始まったことですから、データの共有化は比較的楽になってきているので、ターゲット・ディスプレイモードを使う機会は減ってきそうですけどね。

とはいえ、25万円で5Kディスプレイが手に入ることを考えると安いでしょうから、Mac Proの外部ディスプレイとして利用をしようと考えていたユーザーにとっては少し痛いニュースです。

そもそもMac Proも4Kディスプレイしか対応していないか…3台までの4K出力ができるのでThunderboltを2本繋いで5K出力はやろうと思えばできるのかもしれませんが。

iMac – Apple公式サイト

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