VESAが5K対応「DisplayPort 1.3」発表!次期Mac ProはThunderbolt 3で対応か?

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5Kディスプレイ対応「DisplayPort 1.3」発表!

The Video Electronics Standards Association(VESA)が5Kディスプレイに対応した「DisplayPort 1.3」を正式に発表しました。

Dell 4k 01

DisplayPort 1.3の最大帯域幅は32.4Gbpsの伝送速度を誇り5K出力(5120×2880ピクセル)の解像度をサポートしており、現行規格のDisplayPort 1.2aの25.92Gbpsの伝送速度から50%ほどの速度を誇っています。

メリットとしては5Kディスプレイを表示させることができることに加えて、4Kディスプレイ(3840×2160ピクセル)のパフォーマンス向上も期待できるそうです。

5KディスプレイはDellから登場することが発表しており2014年10月から12月に発売される予定となっています。

しかし、このモデルはDisplayPort 1.3には対応をしておらず5K表示にするには2本のDisplayPortを使う必要があり、1本のケーブルで接続が可能となるDisplayPort 1.3に対応した5Kディスプレイが登場することに期待したいところです。

Mac Proの対応は?

AppleのMac Proに関してもOS X 10.10.3 Yosemite以降にてThunderboltを2本のケーブルを接続することで表示することが可能となっています。

Thunderboltのケーブル1本で5K表示に対応するにはMac ProがDisplayPort 1.3対応の「Thunderbolt 3」に対応する必要がありますが、それに対応するにはIntelの第3世代Thunderboltコントローラーである「Alpine Ridge」を実装する必要となり、2016年に発売される(?)Mac Proのアップデートで「Thunderbolt 3」対応に期待したいところですね。

果たして、2016年に新型Mac Proが登場することになるのか…

ようやく4Kディスプレイが普及し始めたところに5Kディスプレイって…思ってしまいますが、元々27インチ以上の大型ディスプレイにおいては2KディスプレイのWQHD(2560×1440ピクセル)の解像度を採用していることが多く、これを4K(3840×2160ピクセル)にすると少しだけピクセル密度が足りない状況になってしまいます。

なので大型ディスプレイにおいては5K(5120×2880ピクセル)という解像度は待ちに待ったものといえそうです。

追記:iMacの27インチモデルで5Kディスプレイを搭載したモデルがリリースされました。

また、Apple純正のThunderbolt displayの販売が2016年7月に終了して現在はディスプレイはサードパーティ製の利用を推奨している状況ですが、2016年中にも5KディスプレイでGPUを内蔵した「Thunderbolt 5K retina display」を発売するのではないかという情報もあります。

9To5Mac
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