12.9インチiPad Proは酸化物半導体TFT液晶(IGZO)を採用か?
スポンサードリンク
12.9インチiPad Proは酸化物半導体TFT液晶を採用か
ここ数日、12.9インチのiPad Proの情報がチラホラと出てきていますね。iPad Proの採用される液晶ディスプレイはOxide TFT(酸化物半導体TFT)が採用されるとDigTimesが伝えています。Oxide液晶を代表するものとしてシャープのIGZO液晶があります。
Appleは12.9インチのiPadのディスプレイを決定するにあたりシャープ、LGディスプレイ、サムスンからサンプルを調達し性能面とコスト面から、Oxide TFTやアモルファスシリコン(a-Si)TFTなどの液晶を評価してきたそうで、Oxideディスプレイを採用することを決めたとのことです。
ちなみに、iPhone 6/6 Plusに採用されている液晶パネルは低温多結晶Si(LTPS)TFTと呼ばれる種類のもので4.7インチがLGディスプレイ、ジャパンディスプレイ、シャープの3社、5.5インチがLGディスプレイ、ジャパンディスプレイの2社が供給しているといわれています。
スポンサードリンク
シャープがメインで供給?
OxideディスプレイはIGZOを生産しているシャープが得意とする分野なのでメインの供給元になるかもしれませんが、LGディスプレイもIGZOと同等の酸化半導体技術を持っているのでどうなることでしょうかね。シャープは赤字続きなのでなんとか挽回してほしいところですが..。
情報によると7月〜8月に大量生産が始まるとのことです。
なお、12.9インチのiPad ProはUSB 3.0ポートが搭載されキーボードやマウスにも対応させるかもしれないという情報もありますが、OSも含めて一体どんな製品に仕上がるのか、いまいち想像ができないですね…!