Appleが手書きメモをiPhoneに表示可能な「スマートペン」の特許を取得!
Appleが「スマートペン」の特許を取得
Appleが手書きメモをiPhoneやiPadにリアルタイムで表示・保存することができる「スマートペン」の特許を取得したことを米国特許商標庁が発表しました!
手書きデータをiPhoneやiPadにリアルタイムで表示させることができるスマートペンはすでに発売されています。
Apple Storeで販売されているのは「Bluetoothデジタルボールペン Livescribe 3 スマートペン」で、今回の特許と似たような製品になっていますが、Appleが取得したスマートペンとはこの製品とは少し違う技術が採用されよりAppleの特許では更に利便性を増したものになっています。
Livescribe 3 スマートペンはペンにカメラが搭載されていることで文字をカメラで読み取るなどをしてデジタルデータに変換しています。手書きした内容はBluetoothでiPhoneやiPadに送信して表示させる仕組みとなっているのですが、カメラを搭載するなどペンの大きさが大きくなったり消費電力の問題などがあります。
また、Livescribe 3 は専用のノートに文字を書かないと認識をしないので利用用途がかなり限られるというデメリットもありました。
モーションセンサーを搭載した「スマートペン」
Appleが取得した特許はペンに加速度センサーなどのモーションセンサーを組み合わせた高精度なセンサーが搭載されてており、どんな紙に手書きしても情報を読み取りiPhoenやiPadに送信できるという仕組みとなっているとのこと。
専用のノートが必要ないカメラを利用しないAppleの方式ならどんな紙や物に文字を書いたとしても、比較的大きな文字も認識できます。例えば、会社の会議なんかで手書きで書かれたホワイトボードの内容が即座にiPhoneやiPadに反映させることも可能でしょう。
さらに、複数のiOSデバイスにデータを送信することができるので、遠い離れた場所での遠隔会議なんかでも利用することができるかもしれませんね。