MacBook Pro/Airのバッテリーの電池持ちを長くする方法
MacBook Proのバッテリーの状態を把握しよう
MacBook ProのバッテリーとOSXの電源管理システムはとても良くできており、15インチのMacBook Pro(2010年モデル)でAppleの公表値7時間にはさすがに届きませんが、5〜6時間ならバッテリーが持ちます。
また、1,000回の充電までは80%のバッテリー容量を確保できるとなっていることから充電サイクルを1日1回で計算しても2年半以上は持つという事になります。
私のMacBook Pro15インチは2010年に購入して約2年経ちますが、さすがに6時間もつことはなくなりましたが、フル充電から4時間〜5時間くらいならバッテリーが持ちます。国産のパソコンだと2年も経つとバッテリーはほとんど使い物にならないと思いますがMacBookは比較的長く使えるようです。
そんなMacBookのバッテリーですが上手に管理をすることでバッテリーのへたりは最小限に抑えることが可能となりますので紹介したいと思います。
MacBook Proのバッテリーの状態を把握しよう
この状態が「普通」となっていれば問題はありません。
「間もなく交換」と表示した場合はそろそろ交換する必要があり、「今すぐ交換」と出た場合はフル充電からも数分しかバッテリーがもたない状態となり、すぐにでも交換が必要となります。(持ち歩かない場合はそのままでもOKですよ。)
「アップルメニュー」→「このMacについて」→「詳しい情報」→「システムレポート」の電源から詳しい状態を確認できます。
また、いろんな情報を Dashdoardウェジェットで確認できる「iSAT Pro」というツールがあります。バッテリーの状態や、CPU、メモリ、HDD、各パーツの温度の確認ができます。
追記:OS X YosemiteやEl Capitanは通知センターにウェジェットを表示させることが機能が追加され「iSAT Pro」も通知センターのウェジェット表示に対応しています。
MacBookProのバッテリーでやらない方がいいこと
MacBookProのバッテリーはモデルごとによくなっており耐久性もあがっているのですが、あまりやらない方が良い使用方法もあることも事実で、以下の事を気をつければ、バッテリーのへたりは最小現に抑えることができるでしょう。
AC電源のつなげっぱなし
特に15インチのMacBook Proになると外に持ち運ぶことをせず、ずっと充電したていることもあるかと思いますが、ずっと充電をした状態でいるとバッテリー内の電子が動かなくなり通常よりも早くバッテリーの寿命がきてしまいます。
できるだけ電子の動きを動かすようにすることを考え、MacBookをデスクトップ代わりに使っている場合も定期的にACアダプターを抜いて使うことも重要のようです。
(一応、システム側でしっかりと管理されていると思いますが、バッテリー駆動時間も延びていることからiPhoneやiPadのように使用するときはバテリーを外した状態で使うことで、モバイルノートとしての意味がより引き出されることになるのではないでしょうか。)
温度管理
MacBookProが採用しているリチウムバッテリーは室温20℃くらいがちょうど良い温度とされており、特に部屋の温度が高い状態で使用することでバッテリーの寿命を縮めてしまうことがあるようです。
できるだけ夏場などはクーラーを入れるなどしてMacBookが快適に動作するように環境を作ってあげることも重要になってきます。
バッテリーのリフレッシュで長持ち
バッテリーを定期的にリフレッシュするとバッテリーのへたりは少なく保つことができ、より長くバッテリーを利用することが期待できます。
リフレッシュとはバッテリーのリセットみたいなものでやり方はAppleの公式ページにも記載されています。
- 1.完全充電後に電源を外す
- 2.自動スリープまで使い続ける
- 3.電源OFF or スリープの状態を5時間以上持続する
- 4.電源をつないで充電完了を待つ
この一連の作業をすることでバッテリーのリフレッシュを行うことができます。
ちょっと使用時間が短くなったなと感じたときにやってみるといいかもしれないですね。また、この方法は MacBookPro だけではなく、iPhoneやiPad などモバイル製品すべてに使える方法ですのでたまに実行することで製品を長く使うことができるかもしれませんね。