Appleが独自スタイラスペン「iPen」の特許を申請へ!将来のタブレット市場には必要不可欠?
Appleが、独自スタイラスペン「iPen」の特許を申請!
Appleが、独自スタイラスペン「iPen」の特許を米国特許庁に申請していたことが判明しました。「iPen」は普通のスタイラスペンと違っており、iOSデバイスのタッチパネルとiPenに搭載されたセンサーが反応し合ってペンの方向や角度を検出することでユーザーの次の行動を把握して機能を使い分けるという独特のスタイラスペンとなっています。
スティーブ・ジョブスを筆頭にAppleはスタイラスペンの使用は否定してきていましたが、今後のさらなるタブレット端末の普及を考えた時のあらゆる可能性を探るためにスタイラスペンの新しい方向性を示しているのかもしれません。
スタイラスペンの必要性
そもそもiPhoneが登場した特は電話としての機能が求められたためモバイル性を重視する必要がありました。そのためスタイラスペンを搭載することをせず、指で快適に操作をするという基本操作が生まれたのです。
しかし、現在は10インチ級のiPad、さらに大きい大型のタブレット端末も登場しようとしており近い将来に教育現場などに投入される可能性が高くなっています。
となると、「ノートに鉛筆を使って文字を書く」という行為が、「iPadにスタイラスペンを使って文字を書く」ということも必要なことになっています。いくらIT機器が進化したからといっても文字の読み書きというのは絶対に無くすことはできないので、紙媒体の代わりにiPadが利用されることになるとするならスタイラスペンは必要不可欠になってくるのではないでしょうか。
実際にiOSデバイスにiPenが搭載されるのかはわかりませんが、10インチ以上の大型iPadが発売されることになれば、搭載される可能性は大いにあるのではないでしょうか。
iPad ProにてApple Pencilが利用可能に
追記:12.9インチと9.7インチのiPad ProにてApple Pencilという名称でスタイラスペンが利用可能となりました。Appleはスタイラスペンではなく「鉛筆を再発明した」としており、力加減や傾きを検知して線の太さを変えることができることから、まさに新世代に鉛筆と呼んでもいいのかもしれません。