将来のMacBook Proは3D NAND技術で3.5TBのSSD容量が実現するかも!
3D NAND技術でSSD容量が3倍に!
将来のSSDストレージにおいて10TBという膨大な容量を搭載したパソコンが登場するかもしれません。
IntelとMicronがフラッシュストレージのセルを積層のように重ねる技術「3D NAND」を使ってSSDの容量を現在の3倍まで高め、標準的な2.5インチのドライブで10TBの容量が実現できるとPC WORLDが伝えています。
MacBook Air/Proなら3.5TBの容量に?
現行モデルのMacBookシリーズで採用されているのはM.2ドライブという2.5インチドライブよりも小型なものが採用されていますが、M.2ドライブで3D NAND技術を使う事で、3.5TBまでの容量を実現することが可能になるようです。
近い将来のMacBook Proシリーズには3.5TBの容量をオプションで選択できる…そんな時代になるかもしれません。
ちなみに12インチのMacBookのSSDに関してはiPhoneやiPadのようにロジックボードに直付けになっていることが予想されますので、3D NAND技術を採用すれば現在のラインナップの512GBの3倍の容量である1.5TBまでならロジックボードの大きさを変更せずに実現可能ということになりそうです。
SSDの価格下落にも期待
SSDストレージの価格は普及によって下落したとはいえHDDと比べるとまだまだ価格は高いです。SSDを搭載している13インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの価格は128GBで148,800円、HDDを搭載している非Retinaの15インチ MacBook Proは512GBで126,800です。
また、15インチのMacBook Pro Retinaディスプレイモデルの512GBモデルを1TBにカスタマイズした場合は60,000万円の価格がプラスになることを考えるといかに高価であるかが一目瞭然です。
将来的に3D NAND技術を使ったSSDストレージは当然ながら高価なものになることが予想されます。しかし、新技術が普及することで現在の低容量のSSDの価格は下落することが期待できるでしょう。
容量が増えるメリットにプラスして容量の小さいSSDの価格が下がることにも期待したいところです。個人的にはSSDの容量は512GBもあれば十分なので価格が下がってくれた方が嬉しいです。あとは、クラウドストレージがもっと安くなって使いやすくなれば文句なしなんですが…!
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