iPhoneやiPadからMacをリモート操作できるChrome Retmote Desktopの使い方
iOS版「Chrome Retmote Desktop」がリリース
GoogleがiOS版リモートデスクトップアプリ「Chrome Retmote Desktop」をApp Storeで配信を開始しています。
Chrome Retmote DesktopはPCやMacのChromeストアからChrome リモート デスクトップ」をインストールすることで、iPhoneやiPadからPCやMacを遠隔操作ができるようになるアプリで2014年4月にAndroid版が登場しており、今回のリリースでようやくiOSでの利用も可能となりました。
早速、MacとiPad Air 2とiPhone 6を使って「Chrome Retmote Desktop」を使ってみましたが、かなり快適に動作しタッチパネルでの操作もそこそこ使えるので、簡単に遠隔操作したい場合はとても良いアプリといえそうです。
Mac側の設定
まず、ブラウザ「Chrome」のウェブストアから「Chrome リモート デスクトップ」をインストールします。
Googleアカウントを入力してログインをします。
「Chrome Retmote Desktopが次の許可をリクエストしています」と表示されるので承認します。すると次の画面が表示されるので「マイパソコン」を選択します。
「リモート接続を有効にする」を選択します。
すると、Macにドライバー「Chrome Retmote Desktop Host」のインストールを促されるので、指示に従いインストールします。
Chrome Retmote Desktop Hostのインストールが終わると、引き続き設定が可能になるので次に進みます。
PINコードの設定をします。iPhoneやiPadから接続するときに必要となるPINコードなので忘れないようにしましょう!
最後に先程設定したPINコードを「Chrome Retmote Desktop Host」に入力します。これでMac側の設定は終了です!
iPhone・iPad側の設定
App StoreからChrome Retmote Desktopをダウンロードしインストールします。
Mac側でログインしたGoogleアカウントにログインすると、すでに先程設定したMacの名前が表示します。
これをタップするとPINコードの入力を求められるので入力し接続します。
これで、iPhone・iPadからMacのリモート接続が可能になり操作することができました!
無料でここまで簡単にリモート接続ができるとは、ちょっと驚いてしまいました。タッチパネルでの操作も問題なく拡大縮小、スクロールなどの操作も可能です。また、マウスのアイコンをタップすればマウス操作もでき、意外と自由自在に操作ができそうです。
LTE回線でも動作しました
Wi-FiだけじゃなくLTE通信でも少しだけ遅延はありますが、問題なく動作しているので実用性はかなり高そうです。ちょっと外出している時にMacやPCから作業をしなければいけなくなった時に便利かもしれません。
ただし、Macをスリープ状態にしたり外部ディスプレイに接続していたらうまく動作しないみたいなので注意が必要です。
追記:さらに性能が上がったiPhone 6sシリーズやiPad Pro(9.7インチ・12.9インチ)からリモート操作をすることで、さらに快適な動作速度を得ることができるかもしれませんね。