格安SIM5社の実際の回線スピードを比較!オススメのMVNOはココだ!
格安SIM5社の実行速度を実測!
iPhone 6/6 PlusやiPhone 5sのSIMフリーモデルを利用すればとてもリーズナブルな通信料金でiPhoneを利用することができます。現在、AppleはiPhone 6/6 PlusのSIMフリー版の販売を停止しており非常に残念な状況となっています。
とはいえ、格安SIM業者はますます増加しており今後さらに契約者数が増えることが予想されいます。格安SIM業者が増えることで利用者としては選ぶ範囲が広がることはとても良いことですが、実際にどこを選んだら良いか迷ってしまいます。
そこで、自腹を切って格安SIM5社のSIMを契約、iPhone 6 PlusのSIMフリーモデルを使って実行速度を実際に試してみました!
前回はニフティとOCNのみの比較でしたが、今回は幅を広げて、ニフティ、OCN、BIGLOBE、DMM.com、DTIの5社で回線速度のチェックをしたので参考になればと思います。
なお、測定場所によっては違う速度になるのであくまで同じ場所と同じ時間帯に絞ってこれだけ通信速度が違うということを判断してもらえればと思います!
各社の料金プランの違い
ニフティ、OCN、BIGLOBE、DMM.com、DTIの料金を比較したいと思います。今回は一番安いデータSIMのプランで比較しています。
コース名 | 最大受信通信速度 | 通信容量上限 | 月額基本料 |
---|---|---|---|
OCN 70MB/日コース | 150Mbps | 70MB/日 | 900円 |
Nifty データ2GBプラン | 150Mbps | 2GB/月 | 900円 |
BIGLOBE エントリープラン | 150Mbps | 2GB/月 | 900円 |
ServersMan SIM LTE DTI | 250kbps | 無制限 | 467円 |
DMM.com 1GB | 150Mbps | 1GB/月 | 660円 |
OCN、ニフティ、BIGLOBEは月で利用できる容量が2GB程度で900円/月と料金が同じなので、回線速度の違いが決定打になることでしょう。ServersMan SIM LTE DTIは250kbpsの回線速度ですが一応無制限で467円/月という低価格で利用出来るのがポイントです。DMM.comは1GB/月と通信量を少なくする代わりに660円という低価格での提供を実現しています。
OCN ONE モバイル 70MB/日コース
受信速度:7.48Mbps
送信速度:4.87Mbps
PING:69
OCNは前回測定した時は2Mbps程度しか受信速度が出ていませんでしたが、深夜ということもあり繋がりやすい状況だったのが場合によっては10Mbpsを叩き出すこともありました。
それとも、この数日間で回線環境が良くなったのか?
関連 NiftyとOCNの格安SIMカードの実効速度を比較!
Nifty データ2GBプラン
受信速度:8.90Mbps
送信速度:6.41Mbps
PING:57
ニフティは個人的には一番オススメのSIMで受信速度を10Mbpsを越すことも度々あるので、900円で安定した回線を使えてコストパフォーマンスはかなり高いといえそうです。
BIGLOBE エントリープラン
受信速度:8.00Mbps
送信速度:7.28Mbps
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BIGLOBEもなかなかの回線速度を実現できているようで10Mbps近くまで数値が上がる場面もあります。
月額900円、音声付きなら1,600円から利用できるOCN、Nifty、BIGLOBEの老舗プロバイダーはどこを選んで間違いはないかもしれません。
ServersMan SIM LTE DTI
ServersMan SIM LTE DTIのネットワーク回線は250kbpsが標準速度となっており467円でデータ通信量は基本的には使い放題となっています。(もちろん、使いすぎたら速度制限を受けます)そして、高速回線を使いたい場合は250円追加することで高速回線に切り替えることが出来る仕組みとなっています。
今回は標準となる250kbpsの回線での測定を行いました。
受信速度:0.03Mbps(30kbps)
送信速度:8.97Mbps
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RBB SPEEDではServersMan SIM LTE DTIをまともに測定することが出来なかったのですが、意外にも送信速度は規制されていないようで通常のLTE速度が出ているようです。またPINGもLTEと同レベルなので、実際に使った使用感としてはものすごく遅いという印象をあまり受けません。
BNRスピードテストで計り直したところ800kbpsの速度が出ていたので、意外と実用レベルの通信速度はあるのかもしれません。
ServersMan SIM LTE DTIの料金が467円であることを考えると、Twitter・Facebookの投稿、メールの送受信くらいの作業なら難なくすることができそうです。Yahooのトップページを開くのもそんなにストレスを感じないので慣れてしまえば467円でもの凄く幸せになるような気がします。
DMM.com 1GB
DMM.comは幅広い料金設定を選べ、OCNやニフティ、ビッグローブよりも安い価格から利用できます。
受信速度:6.90Mbps
送信速度:7.58Mbps
PING:55
DMM mobileもなかなかイイ感じの速度を叩きだします。1GBのプランなら660円、音声付きで1,460円から利用できるので、かなりコストパフォーマンスは高いといえそうです。
当サイトのおすすめ
今回測定した5社から選ぶとしたら利用する環境によってことなると思いますが、とにかく一番安いデータSIMを使いたいという場合は467円/月のServersMan SIM LTE DTIがいいでしょう。ただし、高速通信をする場合は手続きが必要となるので何も考えずに高速通信を利用したい場合は、660円/月で1GBの高速通信が付いてくるDMM mobile
がいいでしょう。
OCN、Nifty、BIGLOBEは老舗プロバイダーとしての安心感もあり、900円と上の二つの格安SIMと比較すると少し高めですが、2GBの通信ができるので通信制限を受けるということはかなり少なくなるでしょう。
数日間、格安SIMを利用してみて一番回線の速度が変動しなかったのがNIFTYだったので僕はNIFTYだが一押しです。(もちろん、場所によって違いますのであくまで参考に…)
音声付きのSIMでも1500円くらいから運用することが出来る時代ですから、上手に格安SIMを使って少しでも通信費を節約し、不況の今を乗り切りたいところですね!