iPhoneSE・iPhone5sの外観の絶妙な違いを徹底比較!【実機レビュー】
「iPhone SE」の本体外観レビュー!
1日遅れで4インチ新型のiPhoneの「iPhone SE」をゲットしました!
「iPhone SE」がベースとなっているのは、2013年にリリースされた「iPhone 5s」で、見た感じは全く同じデザインの「iPhone SE」。しかし、よく見比べてみると違う点もいくつか発見したので、細かすぎて分かりにくい「iPhone SE」と「iPhone 5s」の違いも紹介します!
購入したのは容量が64GB、カラーがシルバーのモデルです。
iPhone SE パッケージと付属品
「iPhone SE」のパッケージはお馴染みの白色ベースのシンプルな箱に青色のお花の写真が印刷されていました。
箱を開けると「iPhone SE 」がお披露目。もちろん、保護シートでしっかりと本体は守られています。
付属品は充電器、Lightning-USBケーブル、イヤホンなどが入っています。
本体の外観デザイン
所持しているiPhone 5sは3年も経過していることもありいたるところに傷が付いてしまっていますが、新品の「iPhone SE 」はやはり美しいですね。
個人的にはiPhone 6/6sのデザインよりもこちらのデザインの方がカッコイイと思っているので、再び新型で手にすることができるのは嬉しい限りです。
左サイドには音量ボタンとミュートボタンが設置されています。
電源ボタンもiPhone 5sと同じ上部に設置されています。
ボタンの配置に関しては全く変更されていません。
「iPhone SE」の「Touch ID」は第1世代にものが採用されているので、iPhone 6s/6s Plusに採用されている第2世代のものよりも認識速度は劣ることになります。
もし、第2世代のTouch IDが採用されていたら最強の端末になったのにちょっと残念です。
「iPhone SE」のカメラは800万画素から1,200万画素にアップグレードされています。
iPad Pro(9.7インチ)も同じくグレードアップされましたがレンズが出っ張ったデザインに変更されてしまいました。しかし、「iPhone SE」に関しては今まで通りフラットなレンズのままになっています。本体の厚みがあるので収めることができたということでしょうか。
背面には「iPhone SE」の文字が。
ここが、「iPhone SE」と「iPhone 5s」の違いを見極めるポイントになりますが実はよく見ると他の部分においても両機種で微妙な違いがあります。
ということで、以下でその違いを紹介します!
「iPhone SE」と「iPhone 5s」の微妙な違い
1.エッジ処理の違い
「iPhone SE」と「iPhone 5s」はエッジ部分はダイヤモンドカット処理をしたデザインとなっていますが、カットした表面処理が異なっています。
上が「iPhone 5s」で光沢のある処理がされていますが、下の「iPhone SE」は本体と同じアルミ処理が施されていることが確認できます。
iPhoneのアルミはアルマイト加工処理(陽極酸化処理)が施されており、「iPhone SE」はカットされたエッジ部分にも施されるように改良されているようです。「iPhone 5s」のエッジ部分は非常に脆く、すぐに凹んでしまったりしましたが「iPhone SE」は若干強度が上がっている…のかもしれません。
ちなみに、最新のiPad Pro(9.7インチ)のエッジ処理はiPhone 5sと同じような光沢のある処理となっているので、エッジにアルマイト加工処理をしているのは「iPhone SE」ならではと言えそうです。
2.Appleのエンブレムの加工処理の違い
背面部分のAppleのロゴマークの加工処理の仕方が異なります。
「iPhone 5s」のAppleのロゴマークは本体の上に貼り付けた形になっており段差があるのが確認できます。
しかし、「iPhone SE」は内部からはめ込む形に変更されており段差はなくなっています。
この手法はiPhone 6シリーズから採用されているもので、「iPhone SE」も同じ加工にすることでコストダウンを図っているのかもしれません。
3.ロゴの加工の違い
「iPhone 5s」のロゴもは本体上から貼り付けていますが…
「iPhone SE」のロゴは印字する加工に変更されています。
この辺りもコストダウンと言えるのかもしれませんね。
4.SIMカードスロットの素材
SIMカードスロットの素材も変更されているようです。
上:iPhone SE、下:iPhone 5s
「iPhone 5s」は本体とSIMカードスロットの色合いが異なっていましたが、「iPhone SE」は同じ色合いになっており同じ素材に統一されたのかもしれません。
あとは同じ
僕の目にはこの4つ以外の違いを見つけることはできませんでした。
上:iPhone SE、下:iPhone 5s
右:iPhone SE、左:iPhone 5s
まとめ
「iPhone SE」はエッジ処理が本体側と同じになったことで光沢感が少なくなり、「iPhone 5s」と同じデザインですが見た感じの雰囲気が異なるのが不思議なところです。ちょっとだけ大人になったような、そんな印象を受けます。
片手で操作するにはこのサイズ感はかなり良いですね。
この角張ったデザインと4インチサイズが手でガッチリと握ることができるので床に落としてしまうという心配が緩和されるんですよね。3年の歳月を経て内部スペックが大きく進化しブラッシュアップされた「iPhone SE」。
「スマートフォンは片手で使いたい!」というユーザーにとっては最高の端末になるのではないでしょうか。