為替相場が円高となりiPhoneの値下げの実施に期待したい
為替が円高になりiPhoneの値下げは来る?
円安傾向だった為替が円高に向かっており4月8日時点で1ドル108円という水準にまでなっています。そこで気になるのがApple製品の価格の見直しですね。この円高傾向が今後も継続される見込みとなれば値下げが実施される可能性は高いのかもしれません。
現在のApple製品の価格の為替レートを計算してみると以下のとおりになっており、実際の為替レートよりも高いものとなっています。(2015年7月に125円が最高)
Apple製品の為替レート(2016年4月)
iPadやMacシリーズに関しては現在の為替レートからかけ離れたものではないので値下げする可能性は低そうです。
- iPad Air 2:399ドル → 44,800円(1ドル112円)
- iPad Pro 12.9 :799ドル → 94,800円(1ドル118円)
- iPad Pro 9.7 :599ドル → 66,800円(1ドル111円)
- MacBook:1299ドル → 148,800円(1ドル114円)
- MacBook Pro:2499ドル → 282,800円(1ドル113円)
- iMac:1799ドル → 208,800円(1ドル116円)
iPhoneシリーズに関してはもともとが異常な円安設定になっていたので、現在の1ドル/108円の為替レートからかけ離れたものとなっています。
- iPhone 6s:649ドル → 86,800円(1ドル133円)
- iPhone 6s Plus:749ドル → 98,800円(1ドル131円)
- iPhone SE:399ドル → 54,800円(1ドル137円)
- iPhone 6:549ドル → 74,800円(1ドル136円)
- iPhone 6 Plus:649ドル → 86,800円(1ドル133円)
2014年9月に発売されたiPhone 6(16GB)は「649ドル → 67,800円(1ドル104円)」で発売が開始されました。のちに円高が進み、2014年11月に「649ドル → 75,800円(1ドル116円)」に値上げ、さらに2015年3月に「649ドル → 8万6800円(1ドル133円)」に値上げされました。
iPhoneの値下げには期待したい
2015年3月の時点では為替レートは1ドル120円くらいですたが、1ドル130円を基準にしたのは今後を見込んでのことだったのかもしれません。しかし、日本経済は失速して円高株安の方向に進んでいます。もし、円高が進んで1ドル100円前半に推移することになれば、iPhoneの価格が見直されて安くなる可能性が高くなるのではないでしょうか。
ただ、つい最近発売が開始されたiPhone SEの価格レートが137円と高いのが気になるところ。為替レートの問題ではなく販売戦略の可能性もあるのかもしれません。となると、値下げの可能性は少なくなりますがどうなるでしょうかね。
もし、仮に為替レート+戦略的レート10円とし1ドル115円くらいになったとしたらiPhone SEの16GBモデルが「399ドル → 45,800円(115ドル)」と1万円ほど安くなり、お買い得感がかなり増すことになります。
期待しましょう。
追記:2016年4月22日….円高が進んだことでiPhoneの値下げが実施されました!!