12.9インチのiPad ProはiOSとOS Xの統合OSが搭載される?
12.9インチのiPad ProはiOSとOS Xの統合型OSを搭載?
以前から噂されている12.9インチのiPad ProはiOSとOS Xを統合したOSが搭載される可能性があるとDigiTimesが伝えているようですが…果たして現実にあり得ることなのでしょうか。
既に12.9インチのiPad Proの試作機が存在しているようでノートPCとタブレットの二つの機能を使うことができる2in1型デバイスと通常のiPadと同じようなタブレット型デバイスのテストが行われているようです。
実際にどちらのタイプがリリースされるかどうか分からないようですが、テスト自体は行われているとのこと。
過去にOSの統合は否定していた
アップルの幹部は少し前にiOSとOS Xの統合に「あり得ない」と完全否定をしておりPhil Schiller氏は「UIは似たものになったとしてもiOSとOS Xを統合させることを考えること自体無駄な時間」とコメントをしたこともあります。
ここまで、否定をしていたアップルが本当にiOSとOS Xの統合型OSを搭載した製品を投入するのか疑問は残ります。
しかし、市場の変化のより柔軟にその考えを変えることもあり過去にiPhoneの大画面化も否定していたアップルは、今年の9月についにiPhone 6/6 Plusでディスプレイの大型化を図ることになります。
このことを考えるとiOSとOS Xの統合OSがいつか登場しても不思議ではないのかもしれません。
ただ、iOSとOS Xは似て非なるOSで目的によって使い分けてiOS 8とOS X Yosemiteのように必要があれば連携をするというスタイルが一番スマートなのかなと感じますし、使う用途が違う二つのデバイスを無理に統合をしなくてもいいのでは…と思ってしまいます。
とはいえ、マイクロソフトのWindows 10はスマホ・タブレット・PCの全てのデバイスで利用できる統合OSになること発表されているとおりOSの統合の流れは確実にあるのは確かです。アップルはどのような形でiOSとOS Xの統合を図っていくのか…気になるところですね。
追記:2016年7月
現時点ではiOSとmacOS(OS X)の統合はなく2016年秋に正式リリースされるiOS10とmacOS Sierra 10.12は統合されることないようです。今後もこの流れは変わらない可能性は高いと言えるかもしれませんね。