AppleのLightningコネクタの金メッキが腐食!耐久性に問題か?
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Lightningコネクタの金メッキが腐食?
AppleがiPhone 5より採用しているLightningコネクタは以前から耐久性の問題が指摘されており根元が破損しほつれてしまったりする問題が報告されていましたが今回新たに金属部分が腐食して充電ができなくなる問題が発生していることが伝えられています。
この問題はLightningコネクタの金メッキされたピンの部分が黒くなって腐食してしまうというものとなっています。
AppleのサポートコミュニティでもLightningコネクタの腐食の報告が多数上がっており、あるユーザーは顕微鏡を使って腐食部分を拡大しています。
端子剥き出しが問題か?
以前までのDockコネクタと違ってLightningコネクタは差し込む方向をなくし小型化するために電極部分を剥き出しにするという設計にしましたがこれが仇となった形となったようです。
金属部分は金メッキされたものですが金メッキは湿度に弱く時間経過することで腐食する可能性がとても高くなります。昔、ファミコンのカセットの接続部のホコリを吹き飛ばすために息を吹きかけると逆に腐食が進み動作しなくなったということがありましたが似たような状況ですかね。
以前に基板実装の仕事をしていたことがあるのですが、パッドに錫メッキではなく金メッキされた基板を湿気のあるところに保管していると黒く腐食する基板をよく見かけました。
コネクタは消耗品なのでずっと使えるものとは思ってはいませんが、通信会社と2年契約でしていることが多いので毎日使って2年くらいの耐久性のあるコネクタにして頂きたいものですね。