WIMAX2+が220Mbpsの高速通信に!使い放題プラン「ギガ放題」も登場!
UQが下り最大220Mbpsとなる「ギガヤバ革命」発表!
UQコミュニケーションズは、WiMAX2+で下り最大220Mbpsとなるサービスを1月30日より開始することを発表しました!現行のWiMAX2+の下り最大速度は110Mbpsですから一気に2倍の速度に高速化されることになります。
UQではギガヤバ革命と呼んでいるみたいですが、もう少しマシなネーミングがなかったものでしょうか…。
ギガヤバ革命の特徴としては二つです。
- 下り最大220Mbpsの高速通信
- 上限なしの使い放題プラン「ギガ放題」
下り最大220Mbpsの高速通信
WiMAX2+で220Mbpsの高速通信が可能になるには、周波数帯を束ねる技術となるキャリアアグリゲーションに対応した機種か、4つのアンテナを内蔵した4x4MIMOに対応したいずれかの機種を使う必要があるようです。
1月30日に発売される「W01」はキャリアアグリゲーションに対応したモデルとなっています。こちらは帯域を拡張した後に220Mbpsの通信が行えるようになるので、220Mbpsの通信が行えるようになるのはしばらく後になりそうです。
3月に発売される「WX01」は4x4MIMOに対応したモデルとなっています。こちらは、WiMAX2+のエリアなら220Mbpsの高速通信が可能となります。
それぞれ違う技術で220Mbpsの高速通信に対応するようで、将来的には二つの技術(キャリアアグリゲーションと4×4MIMO)を組み合わせることで440Mbpsという超高速通信も可能になるようです。
そして2020年までには下り最大1Gbpsの速度を目指すようで高速化の流れは留まることがありません。
上限なしの使い放題プラン「ギガ放題」
WIMAXの良いところは使い放題という部分です。現在のWIMAX2+の「UQ FLAT ツープラス(3,696円/月)」は2015年2月20日以降の申し込みの場合は月間7GBの上限が設けられることになります。
その代わり新プランとなる「UQ FLAT ツープラス ギガ放題」では4,380円/月で上限なしの使い放題プランになります。上限がないとはいえ3日間3GBの規制があるので完全に使い放題というわけではないみたいです。
また、オプションのau LTEを利用して7GB以上使ってしまうとWIMAX2+も通信制限の対象となってしまうので、au LTEの利用は最初からしない方がいいかもしれません。
実質値上げのギガヤバ革命
今までは「UQ FLAT ツープラス(3,696円/月)」で使い放題(2年間限定)だったことを考えると、「UQ FLAT ツープラス ギガ放題(4,380円/月)」で価格が値上げされたことになります。
とはいえ、auのLTEプランは5GBで5000円という価格設定を考えると4000円くらいで220Mbpaの高速回線が使い放題になるのはリーズナブルと考えることができるかもしれません。
それにしても、ちょっとプランが複雑ですよね。もう少しシンプルになってくれれば嬉しいのですが…。
なお、au版のiPhone 6/6 PlusではWIMAX2+を利用することができます。もちろん、現時点では110Mbpsの通信となりますが、今後発売される次世代のiPhoneで220Mbpsの高速通信が可能になる可能性は多いにありそうです。