iOS8.3とキャリア設定アップデート19.1でVoLTEの利用が可能に!
iOS8.3でVoLTEの利用が可能に
Appleが提供を開始した「iOS8.3」よりLTE回線を利用した音声通話VoLTEの利用が可能になり、すでに各キャリアより提供が開始されている「キャリア設定アップデート 19.1」にアップデートすることでVoLTEが利用可能になります。
iOS8.3へのアップデートは「設定」→「一般 」→「ソフトウェアアップデート」でかのうとなっており、キャリア設定アップデートは「設定」→「一般 」に進むとポップアップで更新を促す画面が出てきます。
このアップデートでNTTドコモ、au、ソフトバンクモバイル共にバージョンは「19.1」になります。
各社でVoLTEの対応が異なる
VoLTEの対応については各社異なっています。
NTTドコモの場合はキャリア設定アップデートを実施したあとに「設定」→「モバイルデータ通信」→「4Gをオンにする」の中に「音声通話およびデータ」という項目が新たに表示されるので、これをオンにすることですぐに利用が可能になります。
auの場合は、SIMフリー版のiPhone 6/6 Plusで利用する時はオンラインで「auお客さまサポート」→「オプションサービス変更」を選択してVoLTEに関連するオプション「ネットワーク設定オプション」から別途申し込む必要があるようです。
また注意点としてはauはVoLTEの設定を行うことで4G LTEのみの通信となり3Gによる通信が出来なくなります。
追記:不具合情報もありますので注意してください。
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ソフトバンクモバイルの場合は、設定項目は追加され「データ通信のみ」の設定になるものの「このアカウントで4G回線による通話機能をオンにするには、ソフトバンクモバイルに問い合わせてください。」と表示されます。
VoLTEを利用するには別途申し込みが必要になるようで、ソフトバンクでVoLTEを利用時は「SoftBank 4G LTEエリア」のみで通信可能となり「SoftBank 4G」は使えなくなるというデメリットもあります。