腕がスマートフォンになるスマートバンド「Cicret」が開発中?
腕がスマートフォンになる?
この発想は面白い!もしかしたら、スマートフォンは腕時計型のスマートウォッチに置き換わる可能性だってあるのかもしれません。Cicretという企業が腕に画面を投影することで腕自体がスマートフォン化させてしまうスマートバンドを開発をしているそうです。
Cicretは腕に装着することで利用出来るスマートウォッチに該当する製品といえそうですが、ちょっと違うのは本体自体にはディスプレイは搭載していません。表示方法としては本体に搭載された小型プロジェクターを腕に投影して利用するものとなっています。
さらに、センサーを搭載することでスマートフォンと同じようにタップ操作やフリック操作、ピンチズームイン、ピンチズームアウトなどの機能も利用可能となっており、この発想はなかなか面白いですね!
Cicretの使い方は多岐に渡っており、現在のスマートフォンで出来ることはほぼ可能となっており、自転車を乗りながら地図を確認するということもCicretなら容易に可能となります。
電話を掛けることももちろん可能です。
Cicretの動画が公開されているのですが、もしこれが実現出来るとすれば凄い技術なんだと思いますが、あまりにも良く出来ていることから、あくまでコンセプト動画であり実際に動作しているものではないようです。
Cicretはクラウドファンディングではなく寄付という形で製品の開発費を求めているようで、製品を提供出来るという保証がないことからクラウドファンディングに出すことが出来なかったようです。
まあ、これだけ小型デバイスに様々な部品を搭載しないといけないですし、プロジェクター方式を取るということはそれだけ消費電力が高いということでもあるので本当に実現可能なのかは怪しいところですね。
とはいえ、アイディアとしては面白いので将来のスマートフォンの形の一つとしてはとても面白いと思います。もしかしたら、iPhonetoApple Watchの融合型デバイスとして登場してもいいのかもとも思ってしまいます。もしかしたら、Appleなどの大手メーカーも開発、研究をしている可能性もありそうですね。