スマ放題 vs ホワイトプランの料金比較!あなたは得する人?損する人?

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ソフトバンクの定額プラン「スマ放題」

ソフトバンクモバイルが2014年7月1日より音声定額制の料金サービスとなる「スマ放題」を提供しました。ホライトプランの934円の価格から2,700円に大幅に値上げとなってしまいますが、音声通話が国内であればかけ放題となるのが特徴のプランとなっています。

なお、現在は1,700円で5分間通話かけ放題となる「スマ放題ライト」もあります。

スマ放題

「スマ放題」の2年契約時の料金は以下の通りです。

プラン 料金 通話料
 通話し放題プラン
(スマートフォン)
 2,700円  無料
 通話し放題プラン(3Gケータイ)  2,200円  無料
タブレットプラン
(タブレット)
 1,700円  -

5分間かけ放題となる「スマ放題ライト」の2年契約時の料金は以下の通りです。iPhoneとスマートフォンにしか対応しておらずケータイで契約することがはできません。

プラン 料金 通話料
 5分間通話し放題プラン
(スマートフォン)
 1,700円  無料

データ定額パックの料金は以下のとおりです。追加されたデータ定額パック1を利用すると機種代を割り引いてくれる月々割を受けることができなくなるなど、実際にはデータ定額パック2からの利用が現実的となります。

プラン データ容量 金額
データ定額パック1 1GBまで 2,900円
データ定額パック2 2GBまで 3,500円
データ定額パック5 5GBまで 5,000円
データ定額パック8 8GBまで 6,700円
データ定額パック10 10GBまで 9,500円
データ定額パック15 15GBまで 12,500円
データ定額パック20 20GBまで 16,000円
データ定額パック30 30GBまで 22,500円
データ定額パック(シンプルスマホ) 200MBまで 2,000円
データ定額パック(3Gケータイ) 使い放題 3,500円

その他にも「家族おトク割」や「家族データシェア」などのオプションも用意されているので詳細はソフトバンクモバイルのホームページにて確認して下さい。

追記:ソフトバンクが2016年9月13日からプラス1,000円で15GBの容量を追加することができる「ギガモンスター」が発表しました。動画などデータ通信をたくさんする人にとってはうれしいプランと言えるかもしれません。

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「スマ放題」と「ホワイトプラン」を比較!

さて、「スマ放題」と「データ定額パック」の組み合わせはお得になるのでしょうか。

「電話をよく掛ける人」は間違いなくお得になることになるでしょう。しかし、周りにソフトバンクユーザーが沢山いる場合や、普段からあまり電話を掛けないユーザーがこのプランに加入すると実質値上げということになってしまいます。

ホライトプランの料金

ここで、周囲がソフトバンクユーザーが多く、あんまり電話を掛けないユーザーである僕の場合で料金比較をしてみたいと思います。こちらの金額は実際に5月にソフトバンクから請求があった金額です。

基本使用料 934 円
パケット定額料等 5,200 円
かいかえ割・割引特典 -1,000 円
通話料・通信料 320 円
オプションサービス料 300 円
その他 13 円
月月割 -2,065 円
端末代金等 3,675 円
合計 7,377 円

スマ放題の料金

ここから「スマ放題」にプランを変更し「データ定額パック5」を選んでみます。

基本使用料 2,700 円
パケット定額料等 5,000 円
通話料・通信料 0 円
オプションサービス料 300 円
その他 13 円
月月割 -2,065 円
端末代金等 3,675 円
合計 9,623 円

なんと…、2200円程度の値上げとなってしまいました。

かいかえ割の1,000円を除いたとしても1,200円ほどの値上げとなってしまいます。基本使用料が単純の3倍になっていることを考えると電話をあまりしない僕にとってはかなりの値上げになってしまうことが判明しました。

しかも、パケット通信は上限5GBですから現状の7GBよりも少なくなっており普段からテザリングを使っているものにとっては死活問題です。

スマ放題に加入することで得するユーザーは現状で通話料が1,000円以上ある方でそれ以下のユーザーは損をしてしまうことになります。

LINEなどのメッセンジャーが普及している今、どれほどの方がスマ放題に移行することでのメリットを得ることができるのでしょうか。やはり、法人の営業マンや人間関係が大切な個人事業主の社長さんなどが一番得するプランなのかなーっていう印象を受けます。

スマ放題ライトの料金

のちに追加された「スマ放題ライト」で料金を比較してみたいと思います。

基本使用料 1,700 円
パケット定額料等 5,000 円
通話料・通信料 0 円
オプションサービス料 300 円
その他 13 円
月月割 -2,065 円
端末代金等 3,675 円
合計 8,623 円

単純に1,000円安くなる計算となるので、5分以内の電話が多い方は「スマ放題ライト」にしたほうがいいでしょう。ホワイトプランとの比較でも少しだけ高い金額になってしまいます。

ところで、ホワイトプランって今後も無くなることはないですよね?

追記: ホワイトプランは機種変更ならそのまま継続して利用可能となります。

もし、強制的にスマ放題に移行してくれって言われたらかなり厳しいのですが..。なので、しばらくは現状のプランのまま続けることになりそうです。

追記:11月26日
ソフトバンクがホワイトプランの事実上に無期限延長を発表しました。やはり、ホワイトプランを使い続けたいというユーザーが未だに多いということなのでしょうね。今後、ホワイトプランの取り扱いがどのようになっていくのか気になるところではあります。

ソフトバンクで一番安くスマートフォンを使おうと思ったら1GBデータ通信プランとスマ放題ライト組み合わせ可能で月額4,900円で利用することが可能です。ただし、月月割がなくなるので機種代金の割賦がない状態での利用が前提になるでしょうか。

最近は格安SIMを選ぶユーザーも増えたことから周囲に同じキャリアのユーザーがいることも少なくなってきたように感じます。

そうなると同キャリア内の通話が無料となるホワイトプランのメリットを活かすことができなくなってしまいます。通話をそれなりに使っているというユーザーは「スマ放題」か「スマ放題ライト」を選ぶほうが安くなる可能性が高いと言えるのかもしれませんね。

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