AppleがOS X El Capitanを発表!画面分割機能など搭載しパフォーマンスの向上へ!
Appleが「OS X El Capitan」を発表!
Appleが WWDC 15 にて、次期OS Xとなる「OS X El Capitan」を発表しました!
名称は「El Capitan(エル・キャピタン)」となります。
エル・キャピタンは、アメリカ合衆国カリフォルニア州ヨセミテ国立公園にある花崗岩の一枚岩だそうで、基本的にはOS X Yosemiteをブラッシュアップしたバージョンとなっています。
メールアプリでジェスチャー操作が利用可能
メールアプリが進化し、トラックパッドからのジェスチャー操作でメールの削除ができるようになります。
iPhoneなどで利用できた操作がそのままOS Xに移植されたような感じですね。
Safariにピン留め機能搭載
SafariにTwitterやFacebookなどのサイトをピン留めできる機能が搭載されます。
ピン留め機能によりタブの幅を縮小することができより効率的に作業を行うことができそうです。
Mission Controlの改善
Mission Controlは以前のエクスポゼのような形になるようで、ウィンドウが重なることはなくスッキリと開いているアプリを見渡すことができるようになります。また、ドラッグ&ドロップでウィンドウを上にある「Spaces Bar」に移動させるだけで新しいスペースが追加されより簡単にウィンドウ操作ができるようになります。
画面のマルチタスク機能が進化し画面分割機能(Split View)が搭載されます。
フルスクリーンモードで二つのアプリを起動し並べて作業ができる感じになります。これは便利そうですね!
新しいフォントと改良された言語エンジンを
OS X El Capitanには新しい日本語フォントが4種類も追加されます。
クレー、筑紫A丸ゴシック、筑紫B丸ゴシック、游明朝体+36ポかなの4種類で、丸っぽい書体となる欧文書体の新しいフォントのSan Franciscoに合わせ少し丸っぽいゴシック書体になっているようですね。
San FranciscoがOS X El Capitanに採用されているのかどうかは分かりませんでしたが、この新しい書体はちょっと気になります。
また日本語の言語エンジンも改良されているようです。
パフォーマンスの強化
OS X El Capitanはパフォーマンスが向上され、アプリの起動が1.4倍、アプリの切り替えが2倍、最初のEメールメッセージの表示が2倍、プレビューでPDFを開く速度が4倍になっているとのこと。
OS X Yosemiteでは動作が遅くなった分、OS X El Capitanで再び速くなることに期待したいところ。また、グラフィック系も強化されiOS8で対応していた「Metal」がOS Xにて利用できるようになり、グラフィックレンダリングを50%、効率が最大40%向上するとのこと。
リリース時期
OS X El Capitanは本日(6月9日)よりベータ版が公開され今夏にパブリックベータ版を提供する予定、正式リリースは秋になります。
なお、Apple Beta Software Programの受付が既に開始されていますので、いち早く新しい「OS X El Capitan」を試したい方は登録してみてはいかがでしょうか。