iPhone6とApple Watchのディスプレイの画素配列は異なりより省電力に向いた構造!
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iPhone6とApple Watchのディスプレイ画素配列
AppleのiPhoneやApple Watchには今では当たり前となったRetinaディスプレイが搭載されていますが、Bryan Jone氏がiPhoneとApple Watchのディスプレイを顕微鏡で観察したところRGB配列が異なっていることを発見、Apple Watchはより省電力に有効なものになっているそうです。
そもそもiPhoneのディスプレイは通常のLTPS(低温ポリシリコン液晶)、Apple WatchはAMOLED(有機EL)が採用されているので構造が異なるのは当たり前なのですが、こちらがiPhone 6のディスプレイを拡大した画像です。
そして、Appe Watchのディスプレイを拡大した画像です。
iPhone 6のRGB配列は赤、緑、青が均等に並んでいるのに対し、Apple WatchのRGB配列は青が縦に一番大きな面積をしめ赤と緑は横に小さく配置され、さらに黒色の面積が大きいことが確認できます。オレンジ色の部分は感圧式タッチパネルに関連するファイバ・光ライトと呼ばれるものだそうです。
省電力でコントラスト比が高い
Apple Watchのディスプレイに採用された画素配列は「Sストライプ(S Stripe)」と呼ばれるもので、黒色の面積が大きくなっていることで高いコントラスト比を実現でき、外の太陽光の下でも見やすい画面表示を実現することができるようです。
AppleとしてはApple WatchがOLED(有機EL)を採用した初めての製品となりましたが、次世代のiPhoneにもOLEDが採用されるのではないかという噂はあります。iPhoneにOLEDが採用されることでよりバッテリー寿命を延ばすことが期待されますが画面の美しさをどこまで維持できるかが採用のポイントになるかもしれません。