Apple WatchのS1チップの分解画像!APLプロセッサに512MBのRAMが搭載!

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Apple WatchのS1チップの内部画像が公開

Apple Watchの心臓部とも言えるシステム・オン・チップの「S1」ですが、ABI Researchが完全に分解をしており、どのような部品がS1チップに搭載されているのかパーツを細かく分析し公開をしています。

こちらがS1チップの内部の画像で、通常のロジックボードに実装されているようにICやチップなどが搭載されていることが確認できます。

Apple Watch s1チップ 内部構造

S1チップの中央にはフリップチップ(FC)構造となるメインプロセッサが実装されており、プロセッサ部分となる「Apple APL 0778」が下に、メインRAM部分となる512MBのエルピーダ製のSRAMが上に積み重なるような構造で一体型チップとして搭載されています。

ちなみに、iPhoneに搭載されているAプロセッサの型式も「APL」から始まっていることから基本的なベースは同じなんでしょうね。(iPhone 6 PlusのA8チップはAPL1011という型式)

なお、メインプロセッサの隣にはサンディスクまたは東芝製の8GBのフラッシュメモリー、NXP製のNFCコントローラ、タッチパネルコントローラのAD7149、などの部品が実装されていることが確認できます。

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こちらは以前にChipworksが公開したS1チップのX線画像となっています。

S1チップ X線画像

A5チップと同等の性能

S1チップはApple Watchのケースの下部に全体的に覆う感じで搭載していますが、バッテリーやTaptic Engine、スピーカーなどを搭載するために非常にコンパクトなサイズを実現しています。

これだけ小さなチップでありながらiPhone4sに搭載されているA5チップと同等の性能を持っていると言われているところが凄いところです。

MacRumous
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