Apple WatchのS1チップにはA5チップのGPU「PowerVR SGX543」を搭載か
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S1チップのグラフィックチップはPowerVR SGX543か
Apple Watchの心臓部ともいえる「S1チップ」は、2011年に発売したiPhone4sやiPad2、iPod Touch5に搭載されているA5プロセッサと同等の性能を持っているといわれていますが、開発者のTroughton-Smith said氏によるとApple WatchのファームウェアにPowerVR SGX543のドライバが含まれていると指摘しています。
PowerVR SGX543はiPhone4sやiPad2に採用されているグラフィックチップです。PowerVRシリーズのGPUはiPhoneやiPadで採用されておりiPhone6/6 Plusにも最新バージョンのものが搭載されておりiOSデバイスにおいてはお馴染みのグラフィックチップです。
Apple Watch向けにカスタムか
Apple Watchはウェアブルデバイスであり、超小型のS1チップの中にA5プロセッサに搭載されたものをそのまま実装できないので、S1チップ向けにカスタムされ実装されているようです。
Apple Watch OSはiOSの派生OSで正式なiOSバージョンではありませんが、iPhoneとのスムーズな対話が求められるデバイスで同じコードをベースに構築されているのでiPhoneに採用されたGPUがベースになっていることは理にかなっているとしています。
以前からS1チップはA5プロセッサと同等の性能を持っているといわれていましたが、GPUに関してはPowerVRのGPUを小型化を進めて採用したということなんですね。4年間でここまで小型化をすることができるのですから技術力の進化は凄いですね。