Macが登場した1984年にiPhoneがあったらこんなデザインになっていたかも?
1984年にiPhoneがあったとしたら
スマートフォンというデバイスを生み出し定着させたのは紛れもなくAppleです。2007年に初代のiPhoneが発売したことで瞬く間に携帯電話といえばスマートフォンとなり革命を起こしました。Appleは1984年にも革命を起こしています。
そうです。初代MacとなるMacintosh 128Kです。このMacがなければ現在のMacBookやiMacなどの製品は登場していないでしょう。
そんな、AppleのベースともいえるMacintoshが登場した1984年にもし、iPhoneがあったらこんなデザインになっていたかもしれない….そんなクラシックiPhoneのコンセプトデザインがタイのバンコクに住んでいるPierre Cerveau氏が公開をしています。
Macintosh 512Kがデザインベース
1984年はMacintosh 128Kが登場してすぐに後継機となるMacintosh 512Kが発売されており、今回のコンセプトデザインはMacintosh 512Kをベースとしたデザインとし「Apple Macintosh Phone」としてデザインを制作したようです。
本体カラーは完全にMacintosh 512Kの色をそのまま再現した形となっており、背面のロゴはそのまま、画面表示はLCDではなく今や懐かしいCTRモニターが搭載されています。
むしろ、CTRモニターをこの小型デバイスにどのようにしてインストールしたのか…と突っ込みたくなるデザインですが当時はまだプッシュホンではなくダイヤル式の電話が主流だったのかまさかのモバイルデバイスにダイヤルを搭載してしまいました。
しかも、このダイヤルは少しギミックな仕掛けがあり白色のフックを動かすことでiPodのクイックホイールのように回すことが可能となり操作盤としても利用することができる優れものです。
背面は当時のカラフルなAppleの象徴とも言えるロゴと製品名が刻印されています。また、底面には9ピンの充電ポートが搭載されています。もしかしたらここから外部通信も可能になっているのかもしれません。
ようやく電話を持ち運べるようになった年代
ちなみに1984年の次の年の1985年にNTTがポータブル電話機「ショルダーホン」という肩から電話を下げて利用することができるものを発売をしており、ようやく電話を持ち運べる製品が初めて登場したばかりということになります。
この時にまさか30年後にiPhoneのようなデバイスが当たり前に使っている時代になっていることを想像できた人は少なかったでしょうね。