2016年発売のiPhone7にデュアルカメラ搭載?ソニーの設備増強の理由はこれ?
2016年モデルのiPhone7にデュアルカメラ搭載?
2015年にリリースされるiPhone6sのカメラは1200万画素のイメージセンサーが採用される見込みが高くなっていますが、2016年にリリースされるiPhone7のカメラはデュアルカメラが採用されるかもしれません。
以前からiPhoneのデュアルカメラ化の噂は出てきており、2015年モデルのiSightカメラにデュアルカメラが採用されるのではないかという情報もあったほどです。ただ、最新の情報によると2015年に発売されるiPhone6sにはソニー製の1200万画素のイメージセンサーが採用される可能性が高いようです。
追記:iPhone 6sには1200万画素のイメージセンサーが採用されることになりました。分解レポートなどでは部品にソニーの刻印がないのでソニー製のものかどうは不明です。
市場はデュアルカメラ化へ
そんな中で、HTC One(M8)やHonor 6 Plusがデュアルカメラを搭載させるなど市場の流れが「デュアルカメラ化」にあるとしCMOSセンサーやアクチュエーターなどを製造する各部品メーカーがその需要に対応するために増産体制に入っているそうです。
デュアルカメラ化をすることで違った二つの条件で画像を記録して合成させることで一眼レフカメラ並の露出や絞りの調整が可能になるといわれています。
Appleも、その準備を進めているのかカメラの技術を保有しているイスラエルのテクノロジー企業Linxを買収するなどデュアルカメラ化の兆候は出てきています。
2016年に発売されるiPhone7がデュアルカメラ化を果たす確かな根拠はなさそうですが、市場の流れなどを見て2016年モデルでカメラレンズを2個搭載したiPhone7が登場する可能性は高いと電子デバイス産業新聞が伝えています。
iPhoneのデュアルカメラ化はソニーにとっては嬉しい
iPhoneに採用されているカメラのイメージセンサーはソニー製のものが使用されていますが、もしiPhone7がデュアルカメラシステムを搭載すると、単純にイメージセンサーは今までの2倍必要ということになり、ソニーの生産数は急増することになります。
実際にソニーのイメージセンサーを製造している工場は追加投資をしている段階に入っており、その準備を進めているといってもいいのかもしれません。ソニーは自身のスマホ事業は大きな赤字をだしている一方で、カメラのイメージセンサーを生産しているセミコンダクタはiPhoneの出荷増で膨大ば利益を得ているといわれています。
iPhoneのデュアルカメラ化はソニーにとってもまさに救世主と言ってもいいくらいなのかもしれません。デュアルカメラ化はユーザーとしても嬉しいのですが、デザインがどうなるかですね。一番上のようにとって付けたようなものだと勘弁してほしいところですが…。
こちらのコンセプトデザインなら、まだいいんですけどね。