3.5GHzの第4世代移動通信(4G)サービス開始は2017年6月から!1Gbpsの高速通信が可能に!

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次世代通信規格4Gの運用開始時期が明らかに

現在、各通信キャリアで主流となっている「4G LTE」と呼ばれている通信規格は3.9代世代移動通信システム(3.9G)に属し最大150Mbpsのデータ通信を行う事が可能となっていますが、次世代の通信規格の準備は確実に準備が進んでいます。

次世代の規格である「第4世代移動通信システム(4G)」は3.5GHz帯を利用して1Gbpsの超高速通信が実現可能となります。

総務省がNTTドコモ、au、ソフトバンクの3社が申請した概要を公開し、各社がどのような計画で実行に移そうとしているのかが明らかになり、サービス開始時期も明らかになりました。

こちらが総務省に各3社が申請した概要となっています。

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運用開始時期は、各3社ともに2016年3月31日となっています。1Gbpsの高速通信が可能となる高度特定基地局の運用も各3社共に2016年3月末となっていますが、実際のサービス開始時期に関してはauが一番早い2017年6月30日、NTTドコモが2017年10月、ソフトバンクが2017年12月となっています。

設備投資の金額に大きな差が

また注目したい点として、設備の投資金額に関してNTTドコモが1,821億円、auが1,676億円に対してソフトバンクが787億円と半分以下の投資金額となっています。ソフトバンクは最近よく耳に入るVoLTEに関しても消極的で最新技術に関してはあんまり興味をもっていないようにも感じてしまいます。

ただ、契約者数をベースとして比較するとNTTドコモは約6300万人、auが4000万人、ソフトバンクが3500万人とソフトバンクはドコモと比べても半分程度となっています。と考えるとソフトバンクの設備投資額の金額は決して低いと言うわけではなく、auが極端に設備投資に掛ける金額が多いだけのようにも感じます。auはかなり気合いが入っているのかもしれませんね。

周波数帯

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4Gが利用する周波数帯は3,480MHz〜3,600MHzの120MHzの間となっており、この周波数帯を3つの40MHzに分割して各通信事業に振り分けることになっています。

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NTTドコモの第1希望はLowバンド、auとソフトバンクはHighバンドとなっています。NTTドコモのLowバンドはほぼ決定みたいなものでauとソフトバンクがHighバンドを希望していることからどちらかがHighバンドとなり、どちらかがMiddleバンドになるということになりそうです。

一般的には周波数が低い方が障害物に強く遠くまで電波を飛ばすことができますが、3.5GHzまで高周波数になるとさほど差は無いようにも感じますがどうなんでしょうか?

次世代の「第4世代移動通信システム(4G)」の通信方式はTDD方式となり、ソフトバンクはAXGP、auはWIMAX 2+で運用実績があります。NTTドコモはFD方式しか採用していないので4GでTDD方式を導入することになります。

iPhoneに4Gが採用されるのはいつ?

個人的に気になるのはやはりiPhoneがどのタイミングで4Gに対応をするのかです。

2017年6月にauがサービスを開始する予定ということは、2017年9月に発売されるかもしれないiPhoneには4Gが対応している可能性はあるのかもしれません。3年後ですね。ということは現在の開発サイクルが続いているとしたら、2015年がiPhone 6s、2016年がiPhone 7、4Gの運用が開始する2017年が「iPhone 7s」になります。

ちょっと、どんなiPhoneに進化しているのか想像もできませんね…!先日、iPhone 8のコンセプトデザインが公開されていましたので参考にしてみて下さい..!

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理論値で1Gbpsの通信速度が可能になると実用でも100Mbps以上の通信速度が期待出来ます。現在のLTEの通信速度でも実用で10Mbps程度のスピードが出ていることが多く個人的には十分に満足をしているのですが、第4世代移動通信によってどのようなユーザー体験が待っているのか少し楽しみでもありますね。

総務省

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