iPadに対応したLINEのログイン方法とフリック操作をする設定について
iPadに最適化されたLINEアプリの設定方法
iOS向けのLINEアプリが「LINE 5.9.5(2016年1月)」にアップデートされたことでユニバーサル化され、iPadでの表示がスマートフォンの画面ではなくiPadに最適化された画面で使うことができるようになりました。
また、引き継ぎではなく同時にログインすることも可能でiPhoneとiPadの2台を同時に利用することもできます。
今までもiPad版のLINEアプリは提供されてきましたが、あくまでトークをするだけの専用アプリだったので利便性は大きく向上することになりそうです。
iPadでLINEを利用する方法 (アカウント所持している場合)
iPadにLINEアプリをダウンロードしてインストールします。iPhone側のLINEアプリで「設定」や「アカウント」の「ログイン許可」がオンになっていることを確認しiPad側のLINEに登録したメールアドレスとパスワードを入力します。
本人確認が求められるのでiPad側で表示されている4桁のコードをiPhone側に入力します。
入力すると本人確認が完了してiPhoneとiPadでLINEを利用することが可能となります。メッセージの受信は同時に受信される仕組みとなっており、基本的にはMac/Windows版のアプリと使い勝手は同じと言えそうです。
アカウント所持していない場合
LINEのアカウントを所持していない場合でも、SMSの送受信が可能なセルラー版iPadであれば電話番号から新規アカウントを取得することが可能です。
セルラー版のiPadでない場合でも、Facebookアカウントからログインをすることもできます。電話番号以外からアカウントを取得する方法はこちらの記事で紹介しています。
フリック操作を可能にする方法
今までiPadにiPhone向けのLINEをインストールしてスマホの画面で利用していた方も多いかと思いますが、今回のアップデートで文字の入力はキーボードスタイルが標準となりました。
iPadの設定でフリック操作を利用することもできるので参考にしてください。
「設定」→「一般」→「キーボード」の「キーボード」から「新しいキーボードを追加」を選択して「日本語 – かな(フリックのみ)」を追加します。
一つ前の設定画面の一番下に「フリックのみ」を選択する項目が表示されるのでオンにします。
これで設定は完了です。
あとは文字入力をする時にキーボードを表示させて左右にスワイプさせてキーボードを分割させます。
最後にひらがなモードに切り替えることで、iPhoneでよく見かけるフリック操作用のキーボードが表示されます。
iPad miniは画面が小さいのでキーボードスタイルよりもフリック操作用のキーボードのようが使いやすいかもしれません。
評判は良くない
個人的にはiPadに最適化された今回のアップデートは良かったと思っているのですが、一部のLINEのパワーユーザーさんにおいては画面が2分割されて表示が見にくくなって使いにくくなったという声も聞こえてきます。
確かに、今までのiPhone版LINEアプリをiPadで使用すると文字が大きく非常に見やすいという利点がありましたね。ユーザー側が選択できるようになっていれば不満を持つ方も少なかったと思うんですが、この声が今後のアップデートに反映されることに期待したいところですね。