iPhone 5sはインセル型からオンセル型のタッチパネルに変更か?
iPhone 5Sはオンセル型のタッチパネルに?
Appleの、次期iPhoneとなる「iPhone 5S」には、インセル型のタッチパネルではなく、オンセル型のタッチセンサー内蔵液晶パネル「タッチ・オン・ディスプレイ」に変更されるという噂がでています。
インセル型・オンセル型のタッチパネルとは
インセル型タッチパネルは「iPhone 5」から新たに採用されたものとなっており、通常は液晶ディスプレイとタッチパネルは別々の部品となっていますが、インセル型は液晶パネルの中にタッチセンサーを組み込んだ構造になっておりパネル全体の薄型化に貢献しています。一方、オンセル型は液晶ディスプレイの上部にタッチパネルを組み込んだ構造となっています。
Appleは、インセル型からオンセル型への変更を検討している理由としてインセル型のタッチセンサーの感度が悪いことを理由としているようで、オンセル型は他のタッチパネルよりタッチ感度が良く、0.5mmという薄さと強さも兼ね備えているようです。
このオンセル型タッチパネルは、サプライヤーのInnoluxによって開発が進められているようです。
追記(2015.04.27)
結局のところiPhone 5から採用されたインセル型タッチパネルはiPhone 5sに採用されたようで、2014年9月に発売が開始されたiPhone6/6 Plusにおいてもインセル型タッチパネルが採用されています。
インセル型はディスプレイの中にタッチパネルが内蔵した構造になっていることから薄型化が求められるスマートフォンにとっては重要な技術であり今後も同技術の採用が続くものとなるでしょう。
また2015年9月に発売されるとみられるiPhone 6sシリーズにおいてはApple Watchに採用された感圧タッチパネルが搭載されるという情報もあります。
https://itstrike.biz/apple/iphone/24330/
追記:iPhone 6s/6s Plusにて感圧タッチパネルとなる3D Touchという名称で搭載し発売が開始されました。同機能はアプリアイコンを強くタップすることでクイックアクセスすることができる機能や、さまざまな操作が新しく追加されたことになります。