AppleがTouch ID上で指を滑らせることでロック解除できる特許を出願

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Appleが新たなTouch IDの特許を出願!

指紋認証のTouch IDによってiPhoneやiPadのセキュリティ性能は高くなりましたが、将来のiOSデバイスではさらにセキュリティが向上する可能性がありそうです!AppleがTouch IDを利用した指紋認証システムと指の動きを組み合わせた新しい認証システムの特許を出願したと米国特許庁が発表しました。

今回、公開された認証システムは2種類あり、一つ目はTouch ID上に指を回転させること画面に表示されたダイヤル式の数字が連動しロックを解除することができるというものです。

Touch ID ダイヤル式

二つ目は、Touch ID上で指を滑らすことで方向を認識して9点のパターンを結ぶ事によってロック解除をするという仕組みとなっています。

Touch ID 指を滑らせる

9点のパターンを組み合わせてロック解除行うシステムはAndroidでも採用されている馴染みのある解除方法といえそうですが、AppleはそれをTouch IDと組み合わせた点が面白い部分といえそうです。

これら回転認識とスライド認識の二つの動作を組み合わせることで今まで以上のセキュリティ体制を築くことができそうです。

iPhoneにココまでのセキュリティは必要か?

ただ、個人的に感じるのは指紋認証システムを運用した上でここまでの動作を追加する必要性があるのかという点です。

指紋が全く同じ人は存在するらしいのですが、確率でいえば1億分の1、870億分の1などと言われており可能性はかなりゼロに等しいのは事実でしょう。

なので、iPhoneやiPadというスマートフォンでここまでする必要性があるのかはよく分かりませんが、技術向上・開発という意味では必要なことなのかもしれません。

追記(2015.05):Appleが上記の指の動きを感知することができるTouch ID関連の特許を取得しました!実際のデバイスに採用されるかどうかは分かりませんが、様々な可能性を探っていることが伺うことができます。

また、2016年にリリースされるとみられるMacBook Proには電源部分にTouch IDが搭載されるのではないかという情報もあり、iPhoneやiPadだけではなくMacといった製品群にも指紋認証の波が押し寄せることになるかもしれませんね。

Patently Apple
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