Apple 低速回線でも快適にFace Time通話を可能とする特許を申請
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低速回線でも快適にFace Timeを利用できる特許を申請
アップルが、iOSやOS Xのビデオ通話アプリである「Face Time」に関する特許「Video transmission using content-based frame search(コンテンツベースのフレーム検索を利用したビデオ転送)」を申請したことがわかりました。
同特許は、ネットの回線状態が良くない時でもデータベースに保存されている顔のイメージをビデオ通話中に挿入する技術となっており、途切れ途切れになるビデオ通話の動画の部分に画像を入れ込むことでスムーズな通話を実現するというものとなっています。
画像はデーターベースに保存されており、iPhoneやiPadからどのような画像なのかの情報を送るだけで、過去の会話などで取得した画像を検索し処理落ちした箇所に挿入するだけで済むので明らかに少ないデータ量で通話が可能になります。
現在の「Face Time」はWi-FiやLTE環境下でのビデオチャットは得に問題はないのですが、3G回線で利用した時は動画が停止し通話も途切れるという症状が発生してしまいます。今回の技術は動画のデータを削減することで通話途切れを防ぐという恩恵も受けることになりそうです。
LTEが普及した現在は以前に比べると快適なネット環境下にあることには間違いありませんが、屋内に入ると3Gに切り替わることは多々あります。通信環境でフォローできないところはこのように技術でカバーできることは良いことではないでしょうか。