極寒の中でのスマホ利用に注意!充電できないなどバッテリー劣化の可能性も
寒いところでのスマホ利用に注意
スマートフォンは極端な寒さに耐える構造になっていないため極寒の中で使用することは避けるようにと米CNNが警告をしています。今回スマートフォンに焦点を当てていますが、タブレット端末も同様の注意が必要になるでしょう。
スマートフォンを寒いところに放置するとバッテリーの消耗が早まり、温度変化によりディスプレイに亀裂が入ることもあるとし液晶パネルの寿命も短くなるとしています。駐車場の車内にスマホを放置する行為が一番危険のようです。確かに、私もiPhoneを車の中に置きっ放しにしたことありますが、ものすごく冷えてたという経験があります。
対処法としては、寒いところに行く時は上着のポケットに入れて体温で温めるのが一番良いとのこと。
やむを得ず寒い環境でスマホを放置する事になった場合は、スマホの電源を切って温まるまで電源を入れないことが重要で冷えている状態で電源を入れてしまうとバッテリがーの摩耗が激しくなたったり、液晶パネルを損傷したりすることもあるようです
寒いと充電できない
2012年の冬に中国に寒波がやってきたときにiPadが冷えすぎてしまって充電が上手くいかなくストーブやドライヤーなどで温めながら充電をしているという姿が話題となりました。今年もこのような光景を見ることができるかもしれません。
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iPhoneの動作環境
アップルはiPhoneの仕様で以下の動作環境を保証しています。
- 動作時環境温度:0°〜35°C
- 保管時(非動作時)温度:-20°〜45°C
- 相対湿度:5%〜95%(結露しないこと)
- 動作高度:3,048 mまでテスト済み
日本にいる限り保管時の温度はクリアしますが、動作時環境温度に関しては北海道などの北国では氷点下の世界となることも珍しくないので注意が必要ですね。また、スキー場に行って車の中に置いておく場合も電源を切ってからゲレンデに出た方がいいのかもしれません。
なお、中国では寒すぎてiPadが充電することができず、暖房機器の近くで温めながら充電をするという光景が話題になりました。日本と違って部屋全体を暖める家にはなっていないのかもしれませんね。