パソコン市場低迷の中でAppleのMacBookが売れる理由とは?

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パソコン低迷時代でもMacは売れる理由とは

世界のパソコン市場が低迷している中、AppleのMacBookは販売を維持しており2014年10月〜12月期のMacシリーズの販売台数は前年度同期の14%増加の515万9000台を記録し、2015年はさらに販売台数を増やして10〜15%増加の通期で2,000万台以上を売り上げるという予測もあります。

関連 2015年Mac販売数は10-15%増加か!12インチMacBook Airで11・13インチは値下げか?

なぜ、Windows機のPCが苦戦を強いられている中でMacは売れるのか?

少し前の記事ですが日経トレンディがMacが売れる理由について持論を展開しており、「なるほど!」と思いつつ「ここはどうだろうか..?」という部分もあったので記事にします。

MacBook Pro Retina 15インチ 外観デザイン左側

簡単に書くとMacが売れる3つの理由があるとしています。(細かいニュアンスや捉え方が違うかもしれませんので気になる方はネタ元を見て下さいね!)

1.同価格帯のパソコンの中でもMacは高級感がある
2.スペックのコストパフォーマンスが高い
3.iPhone・iPad・Macが全てアルミボディだから統一したくなる

1.同価格帯のパソコンの中でもMacは高級感がある

一つ目の理由は他のメーカーのパソコンに比べてMacは高級感があるというものです。

他メーカーのパソコンは出荷台数が少なく筐体を製造するにもアルミの削り出しとなると高価になりすぎて採用をすることができません。だから生産台数が多く大量生産ができるMacは価格の割に質感の良い筐体を実現することができるというもの。

確かに他メーカーのパソコンは半年や1年など短いスパンでモデルチェンジが行われて、そのたびにデザインも変更されたりします。もし、これがアルミ削り出しの筐体を採用していたとしたら価格がかなり跳ね上がることが予想されます。

一方でMacに関してはモデルチェンジをしてもデザインは数年同じものを使うのが通例となっています。

現在のMacBook Airのデザインは2011年から採用されておりすでに4年目に突入しています。MacBook Pro Retinaでも2012年からですから3年目に突入をしているので、現行モデルの筐体はかなりのコストダウンが進んでいることが予想できます。

半年や1年でモデルチェンジをするパソコンにアルミ削り出しの筐体はコストが掛かりすぎる、だから他メーカーは筐体でお金をかけることができないという理由は理にかなっているのかもしれません。

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2.スペックのコストパフォーマンスが高い

一つ目の理由と似ていますが二つ目の理由はコストパフォーマンスが高いことがあります。

11インチのMacBook Air Core i5 4GBの128GBモデルの価格は88,800円となっています。同じ条件でWindowsパソコンを価格コムで探してみたのですが、どうしても12万円〜15万円くらいの価格になってしまいます。(1機種だけマウスコンピューターの8万円という破格のものがありましたがw)

VAIO Pro 11は11万円〜17万円という価格になっています。

vaio 価格帯

10万円以下の安いモデルを探そうと思ってもHDDモデルならありますが、SSDモデルで10万円以下のモデルは皆無といっていいかもしれません。と考えると、AppleのMacBookシリーズは税込でも9万円から購入できるのはコストパフォーマンスが非常に高いといえるのかもしれません。(ディスプレイに関してはMacBook Airが1,366×768ピクセル、VAIOは1,980×1,080ピクセルなので単純に比較はできないかもしれません)

個人的にはMacBookは中古市場においても値崩れしないという点もかなり大きいです。

15インチのMacBook Pro retinaディスプレイモデル(mid2012)は3年目に突入する現在でもヤフオクでは10万〜13万円で取引されているのは他メーカーではなかなか考えられないことではないでしょうか。

3.iPhone・iPad・Macが全てアルミボディだから統一したくなる

3つ目の理由としてiPhone、iPad、Macと全てアルミボディだから統一したくなるというもの。

正直なところこの理由は「?」です。

統一感を出すために全てを同じブランドにするという部分は納得なのですが、それが「共通のアルミボディに統一されているから」というのは少し違うようにも思えます。

個人的にはiPhoneはiPhone 4/4sのガラス素材のデザインが一番格好いいと思っているので、もしiPhoneの新機種でガラス素材のiPhone 4/4sを彷彿とさせるデザインが登場したら速攻で機種変更をすると思います。

それよりも、iPhoneやiPadを使っているならMacを使った方が連携などの面で便利という理由の方が大きいように思えます。ブランドを統一することでデザインもそうですが機能的な利便性が増すということはよくありますが、Appleはその囲い込みが上手くいったのかなと感じます。

いずれにしても僕のようにiPhone、iPad、そしてMacの3種の神器を使ってしまってAppleの呪縛から抜け出せない…今更Windowsを使ったら不便で仕方無い….というユーザーさんはかなり多いんじゃないのかなーって思ったりもします。

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