iOS10にアップデートする前に対応機種や注意点を確認しておこう!
iOS10にアップデートする前に
いよいよ、iOS10が日本時間の9月14日(水)午前2時以降にリリースされることになります!iOS10は様々な新機能が追加されることになるメジャーアップデートとなります。アップデートすることで新世代のiOSを利用することができますし、セキュリティ的にも最新のOSにアップデートしておくべきものだと思います。
iOS10の対応機種
まず、iOS10は以下のデバイスでアップグレードすることが可能となっており、お使いの端末が対象となっているかを確認しましょう。
- iPhone:7、7 Plus、6s、6s Plus、6、6 Plus、SE、5s、5c、5
- iPad:Pro、Air/Air2、第4世代、iPad mini 2/3/4
- iPod Touch 6
iOS10にアップデートする前に確認するもの
数ヶ月に何回かアップデートが配信されたり、App Storeからアプリをダウンロードすることが多いと思うので忘れることはほぼないと思いますが、iOS10にアップグレードするにはApple IDとパスワードが必要になるので、確認をしておきましょう。
もし、忘れてしまった場合はApple IDのパスワードの再設定を先にしておきましょう。
追記:読者の方に教えて頂いたのですが、念のために「iPhone/iPadを探す」をオフにしてからアップデートをしたほうがいいとApple Careのスペシャリストの方に教えてもらったそうです。
おそらく、iOS9.3.2のアップデート時に問題になった、Apple IDとパスワードを覚えていたものが間違っていた時にアクティベーションができなくなってしまう事態を防ぐためのものだと思われます。
iPhoneやiPadをバックアップしよう
アップデートの場合はバックアップデータから復元するわけではないので基本的にバックアップする必要はありませんが、稀にアップグレードに失敗し初期化しないといけない場合もあるので、念には念を入れてiPhoneやiPadのデータをバックアップしておくことをお勧めします。
方法としてはiCloudにバックアップする方法とiTunesにバックアップする方法の二つがあります。一番確実なのはiTunesにバックアップすることなので、もしPC/Macをお持ちならiTunesにバックアップしておくと良いでしょう。
iCloudにバックアップする場合はLINEのトーク履歴がバックアップされないので、LINEのアプリから別途iCloudにバックアップするように設定する必要があります。
空き容量を確認、確保する
iOS10へアップデートするためにはおそらく2GB以上のストレージ容量の空きが必要となるので、もしストレージ容量が圧迫している場合は写真や動画、音楽データの削除、LINEの必要のないトークを削除するなどして容量を確保するようにしましょう。
写真についてはiCloudフォトライブラリーやiCloud共有を有効に利用することで容量を削減することが可能です。
Wi-Fi環境でアップグレードしよう
モバイル通信でもアップグレードは可能ですが2GB近いデータをダウンロードすることになるので、できることならWi-Fiが使える安定した環境でiOS10へのアップグレードをすることをお勧めします。
iOS10へのアップグレードは通常でも1時間くらいの時間が必要となると思います。しかし、リリース直後はサーバーは混み合ってアップグレードにそれ以上の時間を要する可能性があるので、朝の忙しい時間にアップグレードすることは止めておいたほうがいいと思います。
格安SIMを利用している場合は様子見
利用しているSIMが格安SIMをお使いの場合、iOS10にアップグレードすることによって通信ができなくなる可能性もあるので、各社からの発表を待ってからアップグレードしたほうがいいかと思います。