iOS10.3.2はiPhone5/5c、iPad(第4世代)をサポートしない可能性が!
iOS10.3.2はiPhone5/5c、iPad(第4世代)のサポート打ち切り?
AppleがiOS10.3をリリースしたばかりですが、早くもiOS10.3.2のベータ版とパブリックベータ版の提供を開始しています。なぜかiOS10.3.1を飛ばしiOS10.3.2となっていますが、そんなことよりもiOS10.3.2ではiPhone5とiPhone5c、そしてiPad(第4世代)のサポートが打ち切られる可能性があるようです。
iOS10.3.2の変更点は明らかになっていませんが、早い段階で開発者にリリースしたことからバグフィックスバージョンになっていることが予想されます。
そんな中でiOS10.3.2には32bitのCPUプロセッサを搭載したiPhone5とiPhone5c、Pad(第4世代)版のバイナリファイルが存在していないとのことです。
iPhone5で確認してみた
実際に手持ちのiPhone5にApple Beta Software Programのプロファイルをインストールして確認をしてみましたが3/30時点では32bit版のiOS10.3.2の提供は開始されていないようです。
将来的に32bit版が追加される可能性はありますが、わざわざ32bit版を省いた状態でベータ版とパブリックベータ版をリリースしたことを考えると、排除される可能性は否定できないといえそうです。
iPhone5のiOS10.3でアップデートもWi-Fi経由のOver The Airからアップデートすることができず、iOS10.3のアップデートはiTunes経由でしかアップデートすることができません。このことからサポート打ち切りの予兆が出て来ているようにも思います。
ただし、もともとApple Beta Software Programのパブリックベータ版はiTunes経由からインストールすることができないので本当に32bit向けのiOS10.3.2が提供されないかどうかは分かりません。もしiOS10.3.2でiPhone5とiPhone5c、Pad(第4世代)のサポートが打ち切られることになれば、マイナーアップデートでのサポート打ち切りということになります。
最新のファイルシステムのAPFSを採用されただけにここでサポートが打ち切られるのはちょっと残念ですが、正式版は果たしてどうなるでしょうか。