iPod nanoとiPod shuffleの販売終了へ

Appleが7月28日にApple公式サイトからiPod nanoとiPod shuffleを削除し、iPod Touchを除くiPodの販売を終了したようですね。両モデルの販売が終了したのは、何か一つの時代の終了を感じてしまいます。

iPodからApple Watchへ

初代iPad nanoが登場したのは2005年9月のことで、今回販売が終了した第7世代のiPad nanoがは2012年にiPhone 5とiPod touch（第5世代）と同時に発表され販売が開始され、カラーの変更などのマイナーチェンジはしていたもの5年間同じモデルが販売が続けられました。

初代iPod shuffleが登場したのも同じく2005年の1月で、販売が終了した第4世代のiPod shuffle2010年にiPad nano（第6世代）とiPod Touch（第4世代）と同時に発表されたもので、正方形型のとてもシンプルなデザインが特徴で7年間ほど販売が続けられたことになります。

両モデルはiPodの小型バージョンで、運動をしながら使用したりする人も多く、音楽を楽しみ方をより広げたデバイスともいえ、幅広い人に愛されたデバイスでもあります。

現在はApple Watchを使うことで心拍数の測定をしながらワイヤレスで音楽を楽しむこともできるので、iPod nanoとiPod shuffleからのバトンを受け取ったことになるのかしれません。

iPodの販売数は減少

iPodの販売数は年々減少しており、2014年第4四半期に260万台のiPodを販売したことを発表を最後に「その他の製品」にカテゴリ分類し2015年以降の正確な販売台数は分からないようにしています。

Apple公式サイトでの販売を終了したiPad nanoとiPod shuffleですが、家電量販店などでは在庫がなくなるまで販売は続けられると思うので、もうしばらくは手に入れることはできそうです。また、AppleのiPod整備済製品で登場することも予想されるので、どうしてもiPod nanoやiPod shuffleが欲しいという方はチェックしてみてください。

iPod touch（第6世代）は値下げで販売継続

なお、iPod touch（第6世代）については16GB/64GBが廃止され32GB/128GBが値下げされ引き続き販売が継続されています。

	旧価格	新価格
16GB	20,800円	–
32GB	25,800円	21,800円
64GB	30,800円	–
128GB	38,800円	32,800円

かなり安くなりましたね。iPod nanoなどから比較すると少々高いですが、iOSのフル機能を使うことができることを考えると、かなり安いと言えそうです。