iPhoneの液晶を製造するジャパンディスプレイ白山工場建設予定地に行ってみた!
ジャパンディスプレイ白山工場の建設予定地に行ってみた
先日、ジャパンディスプレイ(JDI)が石川県白山市のキリン北陸工場跡地にAppleのiPhone向けの液晶ディスプレイの生産工場を建設することが発表されましたが、せっかくなので建設場所に行ってみました。といっても、現在はキリン北陸工場も完全に解体され更地になっており、ゲージがはられているのでもちろん中に入ることはできません。
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正面入口があったところは門が閉まっています。
門の奥を覗いてみると…
本当に何もありません。かつては遠くからでもキリンの工場が見渡せたので、道案内での目印になったりしていたのですがね…。久しぶりにこの場所に来てちょっと衝撃を受けました。
裏側(北陸自動車道側)に回るとすごく小さな竹松公園があります。
ここから工場跡地を一望することができます。
もちろん、更地になっているので何もありません。奥に見える工場は全く関係ありません。
かつてはこんな感じに工場と見学施設があり、レストランなんかもあったりしたのですが、もう見る影もありませんね。
工場の建物とか少しは残っているのかなーって思ってましたが、本当に更地になっていたんですね。
大掛かりな建設計画
ここに、ジャパンディスプレイは液晶生産工場を建設するということですから1700億円の費用がかかる理由が何となくわかります。
他の川北町と能美市にあるジャパンディスプレイの工場は元東芝モバイルだったり加賀東芝の一部だった工場をジャパンディスプレイに置き換えているだけですから、費用はそれほど掛かっていないと思うのですが、今回はゼロから建設するので大掛かりです。
でも、費用の大半はAppleが負担すると報じられているので、このような思い切った建設計画が可能になったのかもしれません。
それだけ、Appleはジャパンディスプレイの液晶技術に信頼を置いているということなんでしょうかね?iPhone 6/6 Plusの販売台数は右肩上がりで伸びており、次機種となるiPhone6sもそれ以上の販売計画を練っているでしょうからこのような先行投資は必要不可欠なのかもしれません。
2015年4月からここで建設が開始されると報じられているので、立派な工場が建つのをこの公園からリアルタイムに見ることが出来そうで、ちょっと楽しみです。