Appleが超高速光通信「Li-Fi」を次世代iPhoneのために実験か?
Apple、光波通信「Li-Fi」の実験をしている?
Wi-Fiの100倍も高速で同時にワイヤレス充電もすることが可能な「Li-Fi」(ライファイ)という通信規格。名前すら初めて聞いたのですが、Appleはすでに「Li-Fi」についての実験を行っているようで「iOS 9.1」以降のライブラリの中に「LiFiCapability」という「Li-Fi」に関するファイルが発見されたようです。
「Li-Fi」(ライファイ)とは?
「Li-Fi」(ライファイ)は「Light Fidelity」の略で次世代の通信規格として開発が進められているものなんだそうで理論上はWi-Fiの100倍も速い224Gbpsの高速通信が可能で、インドのVelmenniという企業ではすでに1Gbpsの超光速通信を実現し、研究環境下の実験で理論的に224Gbpsの高速通信が実現できているんだとか。
「Light Fidelity」という名称が名付けられているように「光波」を使ったワイヤレス通信システムなんだそうです。LED電球技術を利用した使い方も可能になるそうで、ちょっと今までにない通信規格なので想像がつかないところですね…。
簡単に言うと光を使っている通信なので壁を通すことはできず光の届く範囲での通信となるようです。なので、利用範囲としては限られたものとなってしまうのですが、照明と併用し施設に沢山設置することができれば利用価値はかなり高いものになるのではないでしょうか。まさに光通信ですね。
「Li-Fi」環境下は充電が必要なくなる?
いずれにして超高速の通信をしながら充電も可能になるということは「Li-Fi」環境下においては対応しているiPhoneはバッテリーが切れることがないということにもなります。
これって凄いことですよね。Appleもすでに実験をしているということでiPhoneやiPadなどの製品に「Li-Fi」が早い段階で採用されることになるのでしょうか。
Appleinsider、ibtimes