Apple創業者スティーブ・ジョブズが生誕60周年の還暦を迎える

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2月24日はスティーブ・ジョブズの誕生日

2月24日はAppleの創業者でもありiPhoneを代表する革新的なデバイスの生みの親でもあるスティーブ・ジョブズ氏の誕生日です。1955年生まれでもし存命であれば60歳でちょうど還暦を迎える年でした。

スティーブジョブズ 1955 2011

現在のAppleのCEOであるティム・クック氏がスティーブ・ジョブズ氏の生誕を記念して2005年にスタンフォード大学の卒業式で行ったスピーチで語っていた「The only way to do great work is to love what you do.(素晴らしい仕事をするには、自身の仕事を愛することだ)」という言葉とともにツイートをしています。

スティーブ・ジョブズの略歴

スティーブ・ジョブズ氏は1976年にカリフォルニア州の自宅のガレージにAppleのルーツとなる会社を共同創業者であるスティーブ・ウォズニアックとともに立ち上げ、Macの基礎となった「Apple I」や「Apple II」を開発、1980年の25歳で株式公開時に2億ドルもの資金を集めることに成功しました。

それからMacintoshの開発などを続けて、1983年にはマウスを利用しての初のグラフィカルユーザーインターフェイスを搭載したのApple Lisaを発表するなど当時から一時代を築いてきました。

Apple Lisa

しかし、スティーブ・ジョブズは1985年に権力闘争によってAppleから追放されてしまいます。その後、ピクサー・アニメーション・スタジオを設立し、さらにNeXT Computerも設立し現在のMac OS Xの基礎にもなっているNEXTSTEPの開発をしていました。

NeXTSTEP

この時のAppleは迷走しておりMacもWindowsのようにサードパーティ製のコンピューターにインストールできるMacintosh互換機があった時代でもあり、業績はかなり悪い状況となっていました。1997年にスティーブ・ジョブズ氏は復帰し暫定CEOに就任しまずはMacintosh互換機を終焉させます。

iOSデバイス

その後、2000年に正式にCEOに就任し、ここからAppleの快進撃が始まりMac OS XをはじめiPod、iPhone、iPadと次々とヒット商品を世に送り出したのです。

自身の仕事を愛すること

一時はAppleから追放されるという不遇な時期もありましたが、そのお陰で現在のOS Xの基礎となるOSが開発できたこともありますし、復帰をしてから大成功を収めるというのも自ら信じた道を突き進んできた結果なのかもしれません。

スティーブ・ジョブズ氏は2011年10月にiPhone 4sの正式発表の翌日に膵臓ガンにより56歳という若さでこの世を去りました。

スティーブ・ジョブズ氏はこの数年間の未来予想図を描いてこの世を去ったといわれており、その一部が兼ねてから報道されている電気自動車事業であります。現在のCEOであるティムクック氏が実現しようと奮闘しています。

MacRumors
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