これは便利!AppleがiPhoneユーザーの動きに合わせてUIを変化させる特許を取得!
ユーザーの動きに合わせてUIが変化する特許技術!
アップルが「Variable device graphical user interface(可変デバイスグラフィカルユーザーインターフェイス)」という名称の特許を米特許商標庁において取得しました。
この特許技術は、ユーザーが歩いている状況をセンサーで判断をしタッチミスが起き難くするためにユーザーインターフェイスを状況に合わせてタッチしやすい大きさに補正する技術のようです。
上の画像は連絡帳においてのUI画面のようで、ユーザーが歩いたりしてiPhoneが揺れている状況下で特定の項目のUIの幅が広がっていることがわかります。この特許技術では歩いたりし操作がし難い状況下で自動でUIが可変し操作をし易くするというユニークな技術になっているようです。
こちらは、ホーム画面のアイコンが中央三列だけが表示されており指が届きにくい上下のアイコンは表示されていません。iPhone 5よりディスプレイが縦に大型化され上と下の操作がし難い状況下になっていましたが、片手でしか操作ができない状況下だけこのように三列表示になるととても操作がし易くなるのではないでしょうか。
また、この自動可変UIは車に乗っている時でも状況を判断しUIを変化させることもできるようです。
M7コプロセッサが活躍か
iPhone 5sより搭載された「M7コプロセッサ」は、加速度センサー・ジャイロスコープ・電子コンパスと連携しておりユーザーの利用状況を判断する専門のチップとなっておりバッテリーを抑えつつ常に処理をすることができます。今回の自動可変UI機能はこのチップの恩恵を大きく受けることになるのではないでしょうか。
歩きスマホを助長?
近年では「歩きスマホ」が社会問題になりつつあり、歩きスマホを助長しかねない機能です。
しかし、少しでも操作がし易い状況を作り事故を減らすことができるのであればこの機能は次世代のiPhoneに搭載をして欲しい技術といえるのではないでしょうか。