OS X 10.10.3でiMac 5KとMacPro 2013がDellの5Kディスプレイをサポート!
OS X 10.10.3で5K出力に対応
OS X Yosemite 10.10.3へのアップデートで「iMac 5K Retinaディスプレイ」と「Mac Pro Late 2013」が、Dellの5Kディスプレイ「UP2715K」に正式にサポートしたことがAppleのサポートページから明らかになりました。
現在のMacシリーズに搭載されているThunderbolt 2はDisplayPort 1.2の規格となっており1本で21.6Gbpsの帯域までしかサポートしていません。5K(5,120 x 2,880ピクセル)を表示させるためには28Gbpsの帯域が必要となってくるのですが、OS X Yosemite 10.10.3によってDisplayPortケーブルを2本接続させることによって5K出力が可能になるようです。
今回のアップデートで5Kディスプレイへの対応がサポートされたことで、Mac Pro (Late 2013)を使っているユーザーにとっては朗報ともいえそうです。また、iMac 5KでもDell UP2715Kを組み合わすことで5Kデュアルディスプレイという夢の環境を手に入れることも可能となります。
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なんと贅沢な環境でしょうかね…!
SSTの4K@60Hzに対応
また、新たにMST(マルチストリーム)だけではなくSST(シングルストリーム)の4K@60Hzがサポートされたようで、対応機種の中に12インチMacBookの文字もあります。
12インチMacBookは「USB-C Digital AV Multiportアダプタ」を使ってのHDMI経由で「4K@30Hz」出力が可能となっていますが、DisplayPortによる出力なら「4K@60Hz」の表示が可能ということでしょうかね?しかし、今のところそのようなアクセサリはありませんし、そもそもMacBookのポートは最大5Gbpsの通信速度USB3.1Gen1が一つしか搭載されていないので不可能のような気もするのですが….謎です。