新しいMacにパラレルデスクトップの仮想化OSのデータを移行する方法

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Parallels Desktopを新しいMacに移設する方法

「Parallels Desktop 10 for Mac」はOSを仮想化することでMac上でWindowsなどを起動させることができるとても便利なアプリです。先日、OS X Yosemiteをクリーンインストールをした時に、パラレルデスクトップも新しいOS X Yosemiteに移行をしたのですが非常に簡単に移行することができるので紹介したいと思います。

もちろん、クリーンインストールだけでなく新しいMacにパラレルデスクトップに入っている仮想OSを移行することが可能です。

仮想化OSのデータを丸ごとコピー

僕はパラレルデスクトップに Winodws 8.1 がインストールしてあったので、そのデータを丸ごとコピーをしました。(Windowsにインストールしてあるアプリでライセンス認証が解除できるものは解除しておきましょう)

データは「書類」→「Parallels」の中に「Windows 8.pvm」というファイルがあります。これが仮想OSが丸ごとインストールされているファイルになります。

パラレルデスクトップ移行 OSファイル

「Windows 8.pvm」と「共有フォルダ」を外部HDDなどに一時的に保存をしておきます。

パラレルデスクトップを削除

Parallels Desktop 10 for Macのアプリケーションファイルを削除します。「アプリケーション」からゴミ箱に入れて削除すればOKです。

Parallels Desktop 10 for Mac 削除

追記:Parallels Desktop 12 for Macでは上部メニューに「アカウント&ライセンス」から…

ライセンス認証 解除

サインアウトすることでライセンス認証を解除することができるようになっています。

ライセンス認証解除

以前からあったのかな?ということでアプリをわざわざ削除する必要はなくライセンス認証を解除するだけでOKということになります。

新しいMacでパラレルデスクトップをインストール

新しいMac、クリーンインストールしたMacでパラレルデスクトップのインストールファイルを準備してインストールをします。

パラレルデスクトップ 10 インストール

Parallels Desktop 10 for Macのアクティベーション認証を行います。

Parallels Desktop 10 for Mac ライセンス認証

これで新しいMacで再びパラレルデスクトップを利用することが出来るようになりました。

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Windowsのファイルを移行

次に「書類」→「Parallels」のフォルダの中に外部HDDなどに保存していた「Windows 8.pvm」と「共有フォルダ」をコピーします。「Parallels」というフォルダがない場合は作成しましょう。

Windowsファイル 移設

終了したら作業終了です。これで再び新しいMacでWindowsを利用することができます。

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Windowsのライセンス認証が面倒…!

注意点としてWindowsのライセンス認証は再びする必要があります。僕はパッケージ版のWindows 8を購入したものをパラレルデスクトップにインストールしていました。

これがもの凄く面倒くさいです。

普通にプロダクトキーを入力するだけでライセンス認証が終了すればいいのですが、99%の確率でライセンス認証に失敗をして、マイクロソフトのサポートに電話をする羽目になりますので(電話をすればライセンス認証が可能)時間の無いときにはこの作業はしない方がいいかもしれません。

ちなみに、夜中の3時くらいに電話をしたのですが、普通に対処してくれたのでサポートは24時間稼働しているようですね。

追記:Windowsのライセンス認証もParallels Desktop 12 for Macで試したところ特に必要なくデータを移行するだけで同じ環境をそのまま使うことができるようになりました。

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