Apple Watch2はS2チップとGPU、気圧計内蔵で電池も長持ちに?
Apple Watch 2はGPUや気圧計も搭載か
今秋にも第2世代となるApple Watch 2がリリースされるのではないかという噂になっていますが、KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏が次期Apple Watchは性能の向上だけではなくGPSや気圧計などの機能が追加され、バッテリ容量が増えることによってバッテリー駆動時間が向上することになると伝えているようです。
16nmプロセスルールのS2チップ
基本性能としてはAPUにTSMCが16nmプロセスルールで製造した「S2」チップが搭載されるとのことで、現在のS1チップが28nmプロセスルールで製造されていることを考えると、大きく性能が向上することになるかもしれませんね。
特に製造プロセスの微細化は省電力化に大きく貢献することになるので、バッテリーの持ちがあまりよくないApple Watchにとっては大きな進化といえるかもしれません。
GPUと気圧計を内蔵
現行モデルのApple WatchはiPhoneからの位置情報を受信することで各アプリで位置情報を取得する仕組みとなっていますが、Apple Watch 2においてはスタンドアロンでGPSデータを受信することが可能となり、iPhoneなしでもワークアプリ等を使えるようになるかもしれません。
また、気圧計を搭載することでより詳細なデータを得ることができるようになりそうです。(未だにiPhoneの気圧計は何の役に立っているのか分からずじまいですが…。)
2017年モデルではセルラーモデルも?
2016年に発売されるApple Watch2は基本デザインは現行モデルのままで、APUの向上やバッテリー駆動時間が長くなるなどの小改良に留まるものとみられています。
しかし、1年後となる2017年モデルにおいてはLTEモデムを内蔵することでセルラーモデルのApple Watch 3が登場するのではないかとも伝えています。
Apple Watch単体で電話をすることができれば便利ですが周りを気にする日本ではあまり受けないような気もしますが、どうでしょうか。(最近の若い人はハンズフリーで電話を掛けている姿をよく見かけるので若者世代には受けるのでしょうか。)
FaceTimeカメラやWi-Fiは?
以前の情報ではApple Watchにカメラが内蔵されてFaceTime通話が可能になったり、Wi-Fiをスタンドアロンで通信することができるようになると言われていましたが、今回の情報の中にはこれらの情報は確認することはできなかったようです。
なお、バッテリー容量が増えることについては新しいディスプレイガラスを採用することで電池のサイズを大きくすることができるとみられています。