CarPlay対応ナビの必要スペックがMFi認証プログラムで制定
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CarPlayのMFi認証基準
iPhoneやiPadを利用したカーナビシステムのCarPlayですが、Appleが「Made-for-iPhone/iPad/iPod (MFi認証プログラム)」のガイドラインを制定をし、今後はCarPlayに対応したカーナビを発売するにはMFi認証のガイドラインに沿ったスペックが求められます。
MFi認証の適合を受けるためには以下のようなスペックが求められることになります。
- 24bit/48kHzのオーディオ再生
- 音声のノイズキャンセラー搭載
- 車両のエンジンの種類、外気温などのデータの送信
- 6インチ以上のディスプレイ
- 800×480ピクセル(WVGA)30Hzのリフレッシュレート
- Siriを起動させるハードボタン
カーナビの解像度は進化しない…
カーナビのディスプレイは9インチなどの大型ディスプレイ化が進んだにも関わらず、解像度は800×480ピクセルと進化していません。AppleのMFi認証で800×480ピクセル以上の解像度を求めて欲しかったですね。
車のカーナビでもRetinaディスプレイが採用されれば地図の視認性は一気に向上することは間違いないのですが。(追記:2015年頃から大画面モデルのカーナビでXGA(1024×768ピクセル)を搭載したモデルが登場してきています。)
Appleは今回のMFi認証プログラムによって専用の認証チップの搭載が必要となり、非公式の製品でCarPlay機能の提供を防ぐことも可能になるようで、Lightningケーブルなどのように偽造品が出てくることはなさそうです。