パイオニアがCarPlayとAndroid Autoに対応したカーナビを発表
パイオニアが新カーナビを発表
パイオニアがAppleのCarPlayとGoogleのAndroid Autoに対応したカーナビ製品をCES 2015にて発表をしました。
いずれも北米向けの製品となりますが、先日Parrot社がCarPlayとAndroid Autoに対応したカーナビの発表に続く形となり、今後は二つのシステムに対応したカーナビが標準となるかもしれません。
パイオニアが発表したモデルは「AVIC-8100NEX」、「AVIC-7100NEX」、「AVH-4100NEX」の3機種となっており7インチのWVGA(800×480ピクセル)のタッチパネルを搭載しています。
Parrot社が発表したモデルはHDディスプレイを搭載していたのでWVGAは残念ですね。上位モデルの8100NEXはiPhoneなどのスマートフォンでお馴染みの静電容量式のタッチパネルを搭載し快適な操作が実現しています。(その他の機種は感圧式タッチパネルを搭載)
同モデルにiPhoneを接続するとCarPlayが起動し、Androidスマホを接続するとAndroid Autoが起動し、スマートフォンをベースとしたナビゲーションシステムや音楽再生、電話、メールなどの機能が使えるようになります。
米国、英国、オーストラリアで2015年3月にAVIC-8100NEXが1,400ドル、AVIC-7100NEXが1,200ドル、AVH-4100NEXが700ドルで販売が開始されます。
今のところ日本で発売されるかどうかは不明ですが、CarPlay対応ナビはすでに販売されていることから今後の流れとしてAndroid Autoとのデュアル対応モデルが近いうちに登場するのは間違いないでしょう。
追記:結局のところ上記モデルのナビは日本では発売されず、2016年になった今もApple CarPlayはあまり普及していないといった感じです。