パイオニアのカーナビはCarPlay対応の9インチ車種専用モデルにすべき

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CarPlayが動作するデモ動画が公開

パイオニアの一部のナビゲーションシステムでAppleのCarPlayを対応することが発表されており、CarPlayのデモが公開されましたが、MacWorldでは実際にCarPlayに対応したナビゲーションを車載した車でデモを行っている様子の動画を公開しました。

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こちらがCarPlayを使用した動画ですが、iPhoneとLightningコネクタで接続することでナビ画面に電話、音楽、マップ、メッセージ、Now Playing、NEXなどのアプリが表示されています。NEXはパイオニア独自アプリを利用できるようですね。

電話やメッセージなども音声アシスタントSiriを使ってスムーズに操作できていることがわかります。非常に興味深いナビゲーションシステムですが、日本での利用はまだ不安がありAppleのマップでは詳細なデータがまだまだ不足しており、渋滞情報についても項目はありますがまだまだ対応される地域は限定的です。

今後、このあたりの対応は進むものと見られますが、もしこれらの機能がフルに活用することが可能になったときに、AppleのCarPlayはもの凄く便利なものになるのではないでしょうか。

パイオニアはナビ事業を主力に

CarPlayに対応するユニットは今のところスマートリンクというモデルが対応することになりますが、今後のパイオニアの主力商品はAR機能を主としたサイバーナビ、楽ナビ、スマートリンクの3つということになりそうです。

パイオニアは営業不振から5月16日に音響・映像機器事業の売却を検討していることが判明してナビゲーション事業に主力を置くようで、AppleのCarPlayの対応などいち早く対応することで業績を伸ばしたい考えのようです。

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AR機能より車種専用ナビ

ナビゲーションシステムの精度や使いやすさではパイオニアが1番使いやすいと思っています。しかし、パイオニアはナビ市場のトレンドとは違う方向に行っている部分が気になる所です。

AR機能をふんだんに取り入れたHUDユニットを搭載したサイバーナビは秀才なのは間違いありませんが、今は9インチ・10インチナビなどの車にピッタリ綺麗にインストールすることができるアルパインやディラーオプションの車種専用ナビが人気となっています。

パイオニアも既に持っているカーナビの技術とAppleのCarPlayを取り入れた車種専用ナビを開発すれば間違いなくヒットをすると思うのですが、先日発表された2014年モデルは相変わらずAR機能満載のサイバーナビでちょっと残念です。

追記:2015年モデルより車種専用モデルを投入し9インチや10インチといった大画面のカーナビが発売されています。やはり求められていたのは大画面のカーナビだったということなんでしょうね。カロッツェリアのナビは使いやすいので、この流れは個人的には嬉しいですね。

ただし、AppleのCarPlayに対応した新モデルは発売されていません。

9To5Mac
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