カロッツェリアがAppleのCarPlay対応ナビを開発か
カロッツェリアがCarPlay対応ナビを開発?
カーオーディオとナビゲーションの開発販売をしているパイオニア(カロッツェリア)がAppleのiOSナビゲーション連携システムであるCarPlayの互換性を持たせたナビゲーションの製品開発を検討していることがわかりました。
CarPlayはiOS 7.1で正式にサポートが発表され、メルセデスベンツ、フェラーリ、ボルボなどの新車でCarPlayの対応をすることが発表されています。メルセデスベンツは発売中の車に対しても後付けナビでCarPlayでの対応できることを発表しています。
追記:2014年にApple CarPlayに対応モデル「SPH-DA700」がリリースされています。ただ、それ以降の後継機が出ていないことを考えると、あまり売れなかったのかもしれませんね…。
大画面ナビで出遅れたカロッツェリア
カロッツェリアはサイバーナビでAR HUDというフロントウィンドウの目の前にナビゲーションを表示させるという他社とは少し違う戦略をとっていましたが、アルパインのBIG-Xや富士通テンのの8インチ・9インチの車種専用ナビゲーションが人気となりAR HUDの人気が出ることはありませんでした。(少なくとも私は装着している車を見たことがありません..)
今のところ、大画面ナビゲーションを1機種も発売できていないカロッツェリアはCarPlayをいち早く対応させることでここ最近の出遅れた感(個人的な意見です)のあるナビゲーション市場で再起をかけようとしているのかもしれません。
メーカー純正ナビゲーションは富士通テンやアイシン、パナソニック、カロッツェリアが開発しているのですが、トヨタやホンダ、日産などのメーカーもCarPlayの対応を発表しています。
自動車メーカーがCarPlayに対応すると発表した以上、トヨタやホンダなどにナビを収めているほとんどのメーカーがCarPlayに対応したナビゲーションシステムの開発に乗り出すでしょうし、後付けナビで登場することも考えられるのではないでしょうか。
追記:カロッツェリアはサイバーナビと楽ナビで大画面モデルをリリースしました。最大で10インチモデルが車種専用で登場しており、ようやく他者と同じラインに並んだといった感じでしょうか。