OS X Yosemiteが正式発表!デザイン刷新しiPhoneの通話やSMS送信も可能に!
WWDC 14にてOS X Yosemiteが正式発表!
AppleがWWDC 2014にて「OS X Yosemite」を正式に発表をしました。今回のバージョンでは期待されたデザインの変更が行われ全体出来にiOS 7より採用されたデザインに近づいたようでサイドバーやボタンなどの各UIデザインも一新されました。
Dockも今までの3DデザインからOS X 10.4以前のような半透明な2Dとなり、アイコンデザインも刷新されています。iOSのような四角いアイコンデザインではなく今までのOS Xのアイコンをブラッシュアップした形となっています。
インターフェイスには今までの白色がベースとなったUIに追加して全体的に黒くするダークモードを搭載されます。
通知センターが改良されウィジェットにも対応し計算機やカレンダーなどのアプリを利用することが可能となります。
Spotlightの機能も拡張され、今まで画面の右上に表示されたウィンドウが真ん中に表示、Mac内のデータだけではなくインターネット上の情報も取得することが可能となります。
今までiCloudのデータは各アプリからしかアクセスすることが出来ませんでしたが、iCloud Driveとして機能が拡張されFinderからファイルにアクセスすることが可能となりました。もちろん、iOS機器からもアクセスが可能となりWindowsからも利用が可能となります。
MailはPDF化することが可能となりそのPDFに手書きで印を付けることが可能となる「Mark Up」機能を搭載、さらに「Mail Drop」というiCloud経由で最大5GBのメールが送信することが可能となっています。
Safariのデザインもシンプルなものに刷新されタブ機能も拡張されています。
「AirDrop」の機能がiOS機器でもやり取りが可能となります。
同じネットワーク内にあるMacとiOS機器での作業を共有することが可能となる「Hand Off」が新搭載、ワンタッチでMacでしていた作業をiPadに移行することが可能となります。
また、「Instant Hotspot」という新機能を搭載し同じネットワーク内にあるiPhoneを認識させることで携帯キャリアのSMSや電話のやり取りをMac上から操作、通話することが可能になるという画期的な機能も搭載されました。
開発者には本日より「OS X Yosemite」のプレビュー版が提供されることになり一般向けには今秋に公開されるとのことです。
「OS X Yosemite」では全体的なデザインが刷新され、iOS機器との融和生がさらに向上して全体的にさらに使いやすくなったような印象を受けます。特にiPhoneの電話通話やSMS送信がMac上から出来るというのは、かなり便利になることは間違いないでしょう。