iPhone6sのストレージ容量は16GBが廃止され32GBからに?
iPhone6sは16GBモデル廃止か?
2015年秋に登場する次期iPhone6sではストレージ容量が16GBモデルが廃止され32GBモデルが復活するかもしれません!
これは調査会社のTrendForceのレポートで伝えられており、iPhone 6s/6s Plus(またはiPhone 7)は4.7インチと5.5インチのディスプレイサイズが採用され2つのサイズが用意され、ストレージ容量は16GBが廃止され32GB・64GB・128GBの3つのモデルから構成されるとのことです。
TLC型のフラッシュメモリ
また、64GBと128GBにはTLC型のフラッシュメモリが採用されるとのこと。
これは一時期問題となっていたフラッシュメモリの種類です。TLC型は記録出来る情報量は多いけど処理速度が遅く寿命が短いと言われているフラッシュメモリです。iPhone 6 Plusの128GBモデルに採用されクラッシュや再起動の原因としてTLC型のフラッシュメモリがあげられていました。
関連 iPhone 6 Plusのクラッシュ問題でTLCメモリの使用を中止しiOS 8.1.1で対応か
結局、韓国メディアのデマだとAppleは否定していましたが…。真相は何だったのでしょうか。最近はクラッシュとか強制再起動などの報告はあんまり聞かなくなったようにも感じます。iOS8がバージョンアップを重ねる度に不具合が出ないように改良されてきているのかもしれません。
iOSアップデート時の容量不足に対応?
いずれにしても32GBモデルがベースモデルとなればiOSのアップデートをするときに容量が足りなくなったという問題にも対処出来るので、とても良い流れといえそうです。
アメリカでは訴訟問題にまで発展していたので、これにAppleは対処しようとしているのかもしれません。
LPDDR4メモリでさらに高速化
iPhone 6s/7シリーズでは「2GB LPDDR4」のRAMが採用され、1GBから2GBに容量拡大の他に転送速度も高速化されるようです。
RAMは25nmか20nmプロセスでSamsungとSK Hynixが製造を担当するとのこと。
LEDバックライトが小型化しさらに薄く
他にも情報を公開しています。
感圧式タッチパネルの搭載されるのは兼ねてか情報が出てきていることですが、LEDバックライトがさらに小さく薄くすることで本体の厚みをさらに薄くすることが可能になるそうです。
ただし、小型化にともなって明るさが10%程度暗くなるそうで、LEDの数を増やす必要があるかもしれないとのことです。ちなみに、LEDチップは日本メーカーが供給するということで日本メーカーも次期iPhoneの恩恵を授かることができそうです。
バッテリー容量を増やして欲しい
個人的には本体はこれ以上薄くなっても使いにくくなるだけなので、余裕のできたスペースをバッテリーに充ててよりバッテリー駆動時間が長くなるように設計をして欲しいと願うばかりです。
特にApple Watchとペアリングして利用するとバッテリー駆動時間が短くなるので…。
色々と情報が出てきていますが、実際にどのようなモデルになるか判明するのはまだ先のお話になりそうです。
追記:iPhone 6sのストレージは16GBから
結局のところiPhone 6sシリーズのストレージ容量は16GB、64GB、128GBとかなり変則的な容量ラインナップとなりました。