iPhone 6で採用のA8チップは192コアGPUの「PowerVR GX6650」搭載か

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A8チップのGPUはPowerVR GX6650搭載

前の記事でお伝えしたとおりメインRAMの容量が「iPhone 6 Plus」が2GBになることがGSMArenaが伝えていましたが、公開しているスペック表にA8チップはデュアルコアの1.4GHz駆動のCPU、イマジネーションテクノロジーズの「PowerVR GX6650」のGPUが搭載されているという記述がありました!(このスペック表の真偽のほどはわからないので、あくまで正しい情報であると仮定して話をします。)

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このチップは、iPhone 5sに搭載されているA7チップのGPUである「PowerVR G6430」の後継チップとなっており、開発元のイマジネーションテクノロジーズによると60%程度の性能アップが期待出来ると2月に開催されたMWC2014で発表しています。

PowerVR GX6650は192コアのGPUを搭載しており、128コアのGPUを搭載した全世代のPowerVR G6430と比較して60%の高速化を実現しており、一つの性能の基準となる浮動小数点数はPowerVR G6430が76.8GFLOPSであるのに対してPowerVR GX6650は115.2GFLOPSの性能を誇っています。

Appleも正式に50%のGPU性能の向上があると正式に発表をしているのでイマジネーションテクノロジーズが公開しているスペックとほぼ同じになっていることがわかり、同GPUが搭載されているのは、間違いなさそうです。

(追記:A8チップのGPUにはPowerVR GX6450が搭載されているようです。)

性能が向上していないという情報も

しかし、先日の記事でA8チップのGPUの性能がA7チップとほとんど向上していないというBasemark XによるGPUのベンチマーク結果も出てきました。一体、どーいうことなんでしょうね。

普通に考えれば、後継チップであるPowerVR GX6650が搭載されていれば普通に50%ほどの性能向上がみられるはずなのです。

しかし、ベンチマークの結果は伸びていない。まさかiPhone 6に搭載されているA8チップのGPUはA7チップと同じものが採用されている…なんてことはさすがに無いとは思いますが、先日のベンチマークの結果ほ間違いであって欲しいものです。

ただ、A7チップが搭載されているiPhone 5sでも十分な性能がいり普通に使用する分にはかなり快適でこれ以上の高性能化の必要すらないのではないかと思うほど。

チップの性能アップよりも、すごくバッテリーの持ちがいいチップを開発してほしいものです。A8チップのプロセスルールは28nmから20nmに微細化しているとみられており性能があまり向上していないとなると、消費電力が下がっていることも期待できます。

(追記:A8チップのGPUにはPowerVR GX6450が搭載されているようです。)

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