iPad mini4は動作がヌルサク快適で画面も綺麗に【実機レビュー】
iPad mini4 は動作が速くなり超快適に!
iPad mini4が発売となり家電量販店にも展示が開始されていましたので、旧モデルのiPad mini2/3と何が変わったのか、特に動作速度やディスプレイの綺麗さについて比較をしてみました。
本体は薄くなり軽くなった
iPad mini4の筐体は手に持った瞬間にiPad mini2/3よりも薄く軽くなっていることを感じることができます。本体サイズは少しだけ大きくなっているのですが、それ以上に薄く軽くなっているのでより手にフィットするサイズになったいえるでしょう。
デザインは iPad mini2/3とほぼ同じですが音量ボタンの上にあったスイッチがiPad Air 2と同じように撤廃されました。
A8プロセッサと2GBのRAMを搭載し動作は軽く快適に
iPad mini4 と iPad mini2/3 の違いは以下の通りとなっており、CPUプロセッサがA8チップになりRAMの容量が1GBから2GBとなったことで大きく性能が向上しています。
モデル | iPad mini4 | iPad mini2/3 |
---|---|---|
プロセッサ | A8 | A7 |
RAM | 2GB | 1GB |
操作感としては非常に速い動作で快適に使用することができ、アプリの切り替えや動作などキビキビした印象を受けます。A7プロセッサを搭載したiPad mini2/3もそこそこ快適に使えると思っていましたが、iPad mini4のA8プロセッサの動作速度を体感すると元に戻ることはできないかもしれません。
これは、A8プロセッサとRAMが2GBの組み合わせが大きく効果を生み出していると考えることが出来そうです。iPad Air 2に搭載されているA8Xよりも性能が劣るA8プロセッサですが、遜色ない性能を発揮していると感じます。
iPad mini4を操作しているところの動画です。
2画面操作も非常に快適に動いています。ただ、iPad miniのディスプレイサイズが小さいのでガッツリ活用する場面があるのかが怪しいところですが..。
ディスプレイの表示が綺麗になった
iPad mini 4はiPad Air 2と同じフルラミネーションディスプレイを搭載しており、より低反射で見やすいディスプレイとなっています。
iPad mini2/3はiPad Air/Air2と比較して発色があまりよくなく、同じRetinaディスプレイでもこうも差があるものなのかと感じたものです。
しかし、iPad mini4はフルラミネーションディスプレイに進化し、コントラストや色彩も向上しているようです。iPad mini3とmini4の表示を見比べてみましたが、iPad mini4の方が発色が良いように見えました。
左がiPad mini3、右がiPad mini4です。
写真では分かりにくいのですが、全体的に色合いが良くなっています。特に、iTunes Storeの紫色やメールやSafariの青色などの発色がかなり良くなっていることが確認できます。
無理してでもiPad mini4を買おう!
iPad mini4が発売されたことによって、iPad mini3の販売は停止されましたが2世代目のiPad mini2は廉価版として販売が継続されています。
- iPad mini2(16GB):31,800円
- iPad mini2(32GB):36,800円
- iPad mini4(16GB):42,800円
- iPad mini4(64GB):53,800円
価格差はこのようになっていますが、16GBモデルなら1万円ちょっとiPad mini4が購入できます。32GBモデルが存在しないので中堅モデルが欲しい場合は一気に値が高くなってしまいますが、Touch IDなども搭載していることを考えるち納得の価格です。
本体の軽さ、動作スピード、表示品質、使いやすさで全てにおいて上をいくiPad mini4。
使う用途にもよりますが、長く使うことを想定しているならば少し無理をしてもiPad mini4を購入することをお勧めしたいところです。
→ iPad mini 4 – Apple Online Store
→ iPad min i4 – ソフトバンクオンラインショップ
7.9インチ版のiPad Proの噂
追記:7.9インチディスプレイを搭載した「iPad Pro」が2016年9月にも発売されるのではないかという噂があります。