上下どちらでも挿せる「USB3.1 Type-C」の仕様書発表で製品化も近い?

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USB 3.1 Type-C の仕様書公開に!

USBケーブルで上下方向を気にせずに挿すことが可能となる新コネクタ「Type-C」の技術仕様をUSB 3.0 Promoter Groupが公開しました!

Usb type c 01

USBの新しいコネクタとなる「Type-C」はリバーシブル仕様となっており上下どちらからでも抜き差しが出来るようになっています。これは、AppleのiPhoneの電源コネクタで採用されているLightningコネクタと似ています。

Usb type c 02

Type-Cが搭載されるUSBは「USB 3.1」となりUSB 3.0の通信速度5Gbit/sから10Gbit/sと2倍も高速化を実現しておりより大容量のデータのやり取りがより早く行うことができるようになります。

今回、USB 3.1の仕様書が公開されたということは、今後のパソコンやスマートフォンにUSB 3.1に対応したType-Cのコネクタを搭載した製品が登場することを意味しています。さすがにすぐには切り替えられることはないでしょうが、少しずつUSB 3.1を搭載したモデルが登場することは間違いありません。

Lightningコネクタはどうなる?

2014年3月にEUの立法議会でモバイル機器の充電規格についてMicro-USBに統一をする提案書を採決したと報じられました。

このことから将来的にiPhoneのLightningコネクタはヨーロッパでは使えなくなってしまいました。USB 3.1のType-Cの登場でヨーロッパの充電規格がType-Cに統一されることになれば、iPhoneにリバーシブル仕様のUSB 3.1が採用されるなんていう可能性もあるかもしれません。そうなれば、一つのケーブルに統一できるのでユーザーにとっては有り難い話です。

Lightningコネクタの転送速度はUSB 2.0と同等ですから個人的にはこのままでいいから高速化して欲しいです。

追記:EUでUSB-Cにコネクタ統一案

EUでは予てからケーブル統一への動くが活発になっていますが、スイスがUSB-Cコネクタへ統一する案を提出していることが明らかになっています。

追記:iPad ProのLighteningポートの転送速度が向上

iPad ProではLighteningポートの転送速度が向上していることが明らかになっています。転送速度の向上の恩恵を受けることができるのは最新のLighteningケーブルを利用しなければいけないという制限があるもののAppleはモバイルデザインにてLightningポートを引き続き採用を続けるつもりなのかもしれませんね。

9To5Mac
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