Lineアカウントの乗っ取り・なりすましを防ぐ3つの方法!
Lineのお買い物詐欺の手口
Lineの詐欺が話題となっていますね。
具体的な手口としては、Lineのアカウントを乗っ取ってそこに登録してある友達に本人に成りすまして例えば「近くのコンビニエンスストアでiTunesのプリペイドカードを買うのを手伝ってもらえますか?」などというメールを配信します。
普通に友達からのメールなので意味不明ながらも実際に購入をして最終的にはそのカードの写真を送って欲しいと言われます。犯人は、そこに書かれている番号を使ってネットで買い物をするという手口なんだとか。iTunesカードを狙った詐欺も多いようですが現在は「Web Money」を狙うパターンも報告されています。
友達からのメールとはいえかなり不自然なことなので疑う人がほとんどだと思うのですが、中には被害に遭われてしまう方も多いようです。
Lineアカウントの乗っ取りは簡単?
そもそも、Lineのアカウントってそんなにも乗っ取られることが多いのかと思ってしまうのですが、Lineは基本的にSIMカードに登録されている携帯電話番号と紐付けされているので通常の状態では乗っ取られにくいと思ってしまいがちです。
しかし、メールアドレスとパスワードを設定していない状態で他人にスマートフォンを勝手に触られた時に、勝手にメールアドレスとパスワードを設定されてしまうことで乗っ取りが簡単にできてしまうのです。
さらに、LineをiPhoneなどのスマートフォン以外のパソコンなどでも利用している場合に乗っ取られる可能性が高くなります。
他端末ログイン許可をOFFには効果がない?
パソコンやMacなど他の端末でも利用できるようにするためにメールアドレスとパスワードを入力が必要となります。
さらに他端末で利用するには「アカウントの設定」で「他端末ログイン許可」という項目をONにすること必要があり、この設定をONにすることでパソコンから乗っ取られる可能性が大きくなるのです。
スマートフォン以外で使用する予定がない方は何も考えずに「他端末ログイン許可」を「OFF」にすることをオススメします。
ただし、注意が必要なのはOFFにしてもスマートフォンからのアクセスは可能なので根本的な対策にはなりません。
パスワードを定期的に変更するしかない
結局のところLineのアカウントの乗っ取りを防ぐ方法としては、パスワードを定期的に変更することが乗っ取りを防ぐ一番の方法のようでこれに勝る防止方法はないようです。
まとめとして、Lineのアカウントを防ぐ方法としては
1.メールアドレスとパスワードの設定
2.パスワードを定期的に変更
3.他端末ログイン許可をオフにする
この3つでしょうか。
Lineのセキュリティも向上している
Lineもアカウント乗っ取りを問題視しており以前に比べてもセキュリティは上がっているようです。
1年ほど前のLineはパスワードの変更に前のパスワードを入力しなくても変更ができるという、とんでもない仕様になっていました。現在は旧パスワードと本人確認のメール送信など当たり前の仕様になっておりこの心配はありません。
また、他端末からメールアドレスとパスワードを入力してログインをするときに初回だけですが、WinやMac版のLineに暗証番号が表示されます。
この認証番号を紐付けされているスマートフォンに入力する必要があります。
この作業をしてやっとPC版のLineを利用することが可能になります。
これだけの対策をしながらもアカウントが乗っ取られるということは導入部分の電話番号の紐付けできそのまま利用できるという仕組み自体が問題なのではと思ってしまいますね。
追記:8/1
PINコードの設定が可能となり乗っ取り対策として2重のパスワードを掛けることができるようになりました。